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2009年2月17日火曜日

カラスのボスの見分け方

ハシボソタンのボスの見分け方だ。


これが、そのエリアのボスであることを示す姿勢だ。
どのハシボソも同じような姿勢をとるぞ。
尾羽を広げ、背中の角度45度。頭を激しく上下させて「ガーガーガーガー」と鳴けば一番分りやすいのだが、集団で居るハシボソの中から、そのエリアのボスを見つけるのはオラにとっては朝飯前だ。
この姿勢の時に真横で同じ姿勢をとっている小型のハシボソは奥さん。
ペアで鳴く時は交互に鳴く。あと、鳴かずにクチバシを「カカカカカカカカ」と鳴らし、もう一方が「カッポン!カッポン!」というのもある。この威嚇は公園では一組のカップルしかやらないのだが、鳴き方からするとワタリガラスのようでもあるが、間違いなくハシボソのペアであるのでどっから覚えた威嚇方法なのかは謎だ。

また、ハシボソはハシブトと違って人間に直接攻撃をするタイプではない。
どっちかというと、距離をとって鳴いて威嚇する方だ。
くれぐれも子供には近づかない事。怒らせるとハシブトよりも必死なのがハシボソでもある。

ちなみに地面で鳴いて威嚇する時は威嚇対象を正面から見る。
こっちを向かずに威嚇している時は他のカラスに威嚇しているのだからご心配なく。
ただ、上の写真のように鳴かずにこの姿勢をとっているときは、周囲のカラスやその他の生物に対して自分がこのエリアの主であるとの主張だからとりあえず、何か言いたそうということは覚えておけばいい。


で、ハシブトたんの場合は特にエリアは無いのだが、営巣中は人の頭上近くに止まって、背中が水平になり、こっちを睨みつけてから水平~10度くらいのまま「あっ!あっ!あっ!あっ!」だ。
これは攻撃前の威嚇行動だから素人さんは近寄らないほうがいい。

地面に居る時は20度から30度の角度になる。こちらを見るときは横を見せている。
ハシボソとハシブトの大きな違いは威嚇姿勢の対象への向きだ。

これも特有の姿勢だからすぐにわかる。
頭の上下幅は少ない。

単に機嫌が悪い時もやるけどね。
営巣期間中以外にこの威嚇をしてくる場合は、人間側がしつこく追いまわすとハシブトタンは負けを認めるけど、素人さんにはオススメしない。
恨まれるとしつこく人を威嚇するのもハシブトだ。人の顔をよく覚えるしねぇ。
いきなり背後から頭をかすめて来るけどさ、当てる気は殆ど無いから。
一応、帽子は被っていた方がいい。爪は鋭いからね。

また、彼らと遊ぶ時には背後を取らせても決して怖がったりしないこと。
こっちが強いと思わせれば距離をとって、横か正面に居るし。
食べ物を脇に置いとくと後ろから来て取られるぞ。

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