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2009年2月16日月曜日

佐井村のトド被害

まぁ、人間も必死。トドも必死。
トドは人間の漁法を利用して効率よくエサを盗ろうという考えだ。
人間が野生動物の習性を利用して魚の群れを見つけるのとは真逆である。

どこかで割り切らなきゃならない部分はあると思う。
同じ地球の上に済む生物なのだから。
もしも網を食い破られるのであれば、それを抑止する方法を練れるのも人間の側だと思う。
だって、人間は彼らよりも頭が良いんだから。
それができない人間は、全滅させろだの、駆除しまくればいいとか、人間の生活の方が大事だからという短絡的な発想しかできない。
地球上でもっとも頭脳が発達している人間だからこそ、その辺の発想は彼らの上を行けるんじゃないかな。
じゃなきゃ単なる野蛮人だ。
見せしめも時には苦渋の選択だろうけど、全滅させる権利は人間には無いのだよ。
海は彼らの生活圏だ。彼らの主張も聞かなきゃならない。
人間だけ地球上の資源の権利を主張したって、彼らには分らないことだ。

陸上ではツキノワグマが似たような案件で殺されている。
危険だからすぐ殺す。人間がそんなことしているから鹿が増えて森林や農作物を食い荒らされている。
だけど、彼らには彼らなりの役割を持って生きている。
それを人間の一方的な都合だけでどうこうできるほど人間は偉くは無いよ。

駆除もルールを持たずに無作為にすることは人間の傲慢さ以外のなにものでもない。
しっぺ返しは業に来るのか来世に来るのか、現実世界で来るのか分らない。
でも、対話が無理だからと一方的に殺すのは人間らしいやり方ではないな。

さて、佐井や脇野沢にはもうひとつの問題があるよね。
ニホンザルとの共生についてはモンキードックである一定の効果は得ているようだが、多分まだ生ぬるいかも知れない。ニホンザルが霊長類としてどこまで賢いのかは図りかねるが、彼らは攻撃的だからね。
ただ、分らせることは可能だと思える。
相手が危険と感じたから攻撃する。それじゃ、クマやサルなんかと変わらない。
何のための脳味噌なんだか・・・もう少し人間らしい知恵で対処すれば良いんじゃないかな。

4 件のコメント:

  1. 魚釣りを趣味としている自分が言うのもアレなのですが、漁師っていろんな意味で酷い人が多いです

    漁業権を主張するのは良いのですけどねぇ・・・

    ゴミの不法投棄含め、環境問題への取り組みの甘さは今でも見受けられるんです

    その癖、釣り人への嫌がらせも昔から多いです

    ・・・あくまで一釣り師の見てきた漁師ですけどねぇ

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  2. まぁ、漁師のお陰で魚が食えているのであまりひどい事は言えないのだが、漁業権っていったい何なのさという事になる。

    ただ、現行の漁業権には疑問も多いし、海の資源を無限だと言ってる某公的機関もアホ過ぎて本性丸出し。

    結局、海の資源はみんなのもの。
    個人が海で素潜りして捕るくらいOKにしてもらわないとね。
    捕る量によって課金するなり、罰則を設けるなりして欲しいかも。

    みんなの海なんだからねぇ。

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  3. ならば……今すぐ愚民どもすべてに英知を授けてみせろ!ってとこですかね。

    人間の漁業には支障ないようにしたい、だけどもトドには被害が出ないように。

    あながトドにも切れない網か、
    光学迷彩()の網でもを開発すればいいんじゃないんですか?

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  4. なにが言いたいのか分からないので晒してみる。

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