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2009年10月2日金曜日

ハシブトの独り立ちが始まった

巣立ちは飛ぶために巣からでること。
鳥さんは更に親から離れるために独り立ちを始める。
ここらの地域では親と一緒に居る時間が非常に長いハシブト。
でも、世間知らずのハシブトが傍若無人に振舞ってる様子を見る限り、若いハシブトが親から離れて自由行動に入ったと思われる。
口の中が少し赤いし、頭の羽毛は初年度の羽毛でフワフワの薄い黒だから間違いない。

そうなるとハシボソさんの出番だ。
散々生活応援フェアーを続けたんだから、しっかりハシブトに教育をして欲しいものだ。
今朝は公園寄りの夫婦ハシボソが朝食に来た。
黙黙と朝食を食べ、もうちょっと欲しいという顔をするハシボソ。
ジャーキーを5本上げたのだが、パンを半分夫婦に渡す。
一言も言わないけど、顔は「いやぁ、悪いね」と言っている。
ハシボソは紳士的で、マナーを重視するカラスだ。
互いにものを言わなくても態度で現す。親密度は5段階の3くらいだけど今のところエサ探し巡回中のハシブトの追い出しをちゃんとやってくれている。

カラスでカラスをどうにかしようという考えは殆ど知られていない。
オラと違って普通の人は、危害を加えずにハシブトを退散させる方法を知らない。
モノを投げたら、投げたものが他の人や車や所有物に当るかも知れないということを考えない馬鹿も居るが、カラスはジェスチャーで会話できる生物。
平和的に「出て行け」というメッセージを送るか、ハシブトのライバルであるハシボソを使って出て行かせるか。それしか方法は無い。
道具を使って何をしたところで、自分に直接危害が及ばなければ直ぐに見破る。
生物には生物しか対抗できないのだ。道具を使ったとしても所詮はイタチゴッコ。

習性を利用する方法が一番平和的だと思う。
それにハシボソさんに頼めば人間が四六時中追い払う必要も無いからね。
ほんの少しの食べ物で騒音を解決できるのならそれでいい。
彼らにだって生きる権利はあるんだし、地球は人間だけのものではないのだから。

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