あおもりくまブログアクセスカウンター

2009年11月2日月曜日

趣味を仕事に持ち込む

今日から席替え。
11/1ってことで営業の方に席が移る。
でも、やることは一緒。
営業の顧客名簿を作るように支店長に言われているが、営業から具体的な指示が全く来ないので、クリップを作って遊ぶ。←それでも一応他の人が作れないようなもの。

で、趣味を仕事に持ち込むには、仕事でも応用ができる技を開拓すること。
社会ではなにかとイラストが描ける人が重宝されたりする。
字が上手い人も重宝されるよ。
オラは得意じゃないけど、パソコンという道具を使うことでそれを補っている。
要するに「使える道具は使う」ということ。

で、ここ1ヶ月で作ったものも併せ、先々月に作ったクリップアート同様に本社営業企画部へ送付。
それはセクションが違うということで当該部所へ転送してくれたようだ。
前に送ったのが本社のイントラに載らなかったのだが、どうやら前任者はいつのまにか転勤。
後任からメールが届いて分ったのだが、後任の課長は印象がいい。

オラの作る素材集は分る人には凄いのだが、分らない人には理解できないことが多い。
ってことでいま作っているのは誰でも驚くようなモノ。
人物の絵が描けない人でも効果的なイラストが描けるというパーツ群。
それにオラも絵が描けないけど、作ったパーツをこうすれば本格的なものができるよという見本。
ニヤニヤしながら作ってるオラの後ろから何人にも「おお!すげぇwww」とか言われている。
それだけ簡単にイラストが作れるのだ。

分解した状態では「ナニコレ?バラバラ死体?」って感じなのだが、パーツ単位で回転させ、重ねて結合するだけ。それだけで人間がポーズを取っているようなイラストになる。
オラはこれを多関節クリップアートと呼んでいる。ようするに棒人間の超リアル版である。

人間ってのは関節単位で部位を作って重ねるだけで殆どのポーズを作れる。
クリップアートなら回転も簡単だし、マウスでパーツを移動して重ねる。グループ化して回転させて関節部分で重ねる。順番を調整して全体を結合すれば人間が特定の仕草をしているように見えるのだ。

作るのはウチの会社のユニホームで、動体・腕・二の腕・手・首・頭・髪・帽子とヘルメット・大腿部・太股・すね・足(靴)。それぞれを重ねた時に違和感が無いようにする。
ポーズをさせながら少しずつ形状を整えていく。
そのうち、どんなポーズでも違和感が無いようなものができる。
それで様々な作業状況の説明を作るのだ。これを使って、もう何十体も作った。

たとえば、作業手順書であったり、提案書であったり、品質向上であったり、事故事例であったり、安全衛生であったり・・・色々なものに利用できる。
もちろん、課所内のポスターや労災防止のポスター素材としても使える。

オートシェイプで描いたものはあとで色々と補正ができるので、全国の支店で誰かがバージョンアップ版を作ってくれるかもしれない。
各支店に眠っている素材を、全社で共有できる掲示板を本社に用意してもらって素材の共有や素材に対するレスポンスを得る仕組みも本社に依頼済み。
本社に何かを頼むには、それなりに自分のところで成果を示さなければ直ぐに動いてくれない。
だったら、動いてくれるだけのものを作って提出した方が早いのだ。

「いま、こういうのを作ってます。他の支店でも作っている人が居ると思うので全社で共有できれば面白いのではないか」
本社が良かれと思って配布しても、現場の人にとって使えるかどうかはわからない。
本社に言っても難しいだろうなとか思ってる人も多い筈。
中には良い素材を溜め込んでいるかもしれないが、本社というだけでビビって何も言えない人だって・・・。
こういうのは「ダメもと」で特攻する他ないのだ。
それでダメなら草の根で動けばいい。
インフラは本社で新規に整備するよりも「既にあるものを利用する」ことに長けている現場の考えには勝てない。「利用できるものは何でも使う」という根性は現場の方が色濃い。

こういうのを現場の課所長に言ってもダメだが、人間ってのは何かにつけて得意分野がある。
だから、アレはあの人に頼めば早い。コレはあの人にお願いすれば何とかしてくれる。
そういうネットワークを作るのが大事であると同時に、自分がそのネットワークに入るために自分のできることをしてあげることが必要だ。
ネットでは物好きな人がクレクレ君に対応してくれることもあるが、実社会ではギブ&テイクが普通。
自分ができることを精一杯アピールすることが社内や社外に名前を売るチャンス。

自分が仕事の中で何か疑問に思ったら、「これがあれば」「これをこうすれば」「これなら自分で作れる」ということをメモっておく。あとは仕事の合間に案を作る。社内システムから案件を提出できる場所を探してメールで送信。
無ければ本社ヘルプに当該セクションを紹介してもらう。
これも「ダメもと」でいい。何もしないよりはね。
本社は形としてシステムを提供するけど、実務において明らかに変だと思う部分は直すし。
便利だと思うものは採用することもある。
あとは、自分の案件が通るようにインパクトのあるものを作ること。

(* ̄(エ) ̄) b Good luck

0 件のコメント:

コメントを投稿