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2011年5月30日月曜日

蟲師というアニメ

前に蟲師(むしし)というアニメを見る機会があった。
キャラクターの書き分けがちょっと曖昧なのだが絵のタッチは好きなほうだ。
話の内容も蟲が 癶( 癶@(ェ)@)癶 シャカシャカ 出てくるような奇怪なものだと思ったが、自分らが住む世界とはちょっと次元が違うというか、明治や大正なのか良く分からない時代。
主人公の服装は洋服なのだが、周りの人物の服装はやはり江戸時代より後。昭和ほど近代ではない感じ。

この世ならざる者である蟲という人によって見えたり見えなかったり、影響を受けたり受けなかったりするが、直接的に関わることは無いであろうが、現象の結果として蟲が原因であったりするものについてはアリなんだろうとか思ってしまう。

目を瞑って見える緑色の粒々なんて昔はよく見えたものだが、更にもうひとつの瞼を閉じたことは無いので地の奥に流れる光の川は見たことも無いが、焦点をずらした時に見える目のゴミみたいなものだったりするのかな?とか解釈もできる。
そういう意味で幻覚だったりするかもしれないし、アッチが見える人にはそれがそうだと見える人も居るのだろうな。
オラの姉なんか見えてるかも知れないのだが、少なからず余計なものが見えやすい時期があるオラにしても過去に見えた現実にはありえないモノなんていうものを適当な理由をつけて言い表すのであればアレは蟲だったのかも知れないということだ。

まぁ、オラの場合は感覚が鋭敏ってだけで、共感覚に近いものを有した時期(鬱だった時期に音と視覚が共感して聴覚が視覚に軽くリンクしてた)もあった訳だ。その後遺症でやたらと鳥類に感情というか思考を同調させることも可能なわけ。この辺の感覚というのは本人または近い人間にか分からないものだが。

この蟲師の仕事は、蟲が起こす様々な現象に対しての専門家であり、それに対処できる人のこと。
蟲は生命が生まれたときからこの世にあって、地下を流れる光脈(こうみゃく)で近づけば土地が肥え生命に溢れ、遠ざかれば荒れるものらしい。
話の中では光脈として流れる蟲の川と、地上に住むそれぞれ特徴を持った蟲の2つが出てくる。
地上に居る方はどちらかといえば病原体とも怪異ともいえるようなもので、それぞれに様々な影響を与えたり、周囲の状況によってのみ特定の種が集まったりするらしい。
また人間に寄生したり夢に影響を与えたり身体に影響を与えたりするものも居るようだ。

話は全部で26話。
蟲が人と同じ意思を持った存在であるという第一話から始まり、人が蟲に影響され深みに嵌る話。蟲に助けられる話。蟲で苦しんで死ぬ話。蟲の起こす現象に巻き込まれる話。ただ現象としての存在である話。山の主の話。植物のような蟲の話。蟲の起こす現象を奇跡として民衆を騙す話。蟲から影響されて抜け出せなくなる話。蟲によって一時の幸福を得るが不幸に終わる話。蟲に縛られる人生の話。蟲を利用する話・・・など・・・一部でグロだろこれ・・・というのもあるが、まぁ、それもアリだろう。
子供にもぜひ観てもらいたが、見せたくないようなシーンもあるから親が幼児に見せる時は全部見てからにしようねぇ・・・

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