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2015年12月2日水曜日

肥後守シース Ver.4.1の下拵え

Ver.3から切断面の保護に、1本800円もする裁縫用接着剤を使用している。
洗濯にも耐えるようで、乾くとアクリル樹脂のようにガチガチに固まる。洗濯できるんだから濡れてもOK。

裁断面の加工と、焼入れによる整形。接着剤で切り口を保護。そして乾燥。
物凄く手間がかかる。だけど、ちゃんと作るのがオラのポリシー。手を抜かない。絶対にだ!
塗り忘れの無いように。多く付け過ぎないように塗るのが難しい。
とりあえず、接着剤1本で150本分の保護ができるようだ。いま、ようやく最初に買った1本を使い切った。

本当はこの接着剤。糸を使わない裁縫のための物なのだが、実験の結果、オラが使ってるカバンテープを接着できない。
生地が接着剤を吸い込んでしまってくっつかないのだ。で、吸い込むってんだから、断面に塗れば吸い込んで固まる。

おおおお Σ( ̄(Д) ̄;)  使えないけど使える!!! という経緯。

で、その作業を1本作る度にやってられない。ハッキリ言って、帰宅してから寝るまで掛かって30本程度しか作れないからだ。しかもVer4.1からはナイロンテープではなく本体と同じ生地を使用してベルト通しを縫い付けている。つまり両端のホツレ防止に倍の本数を処理しなきゃならない。でも、これ一度やっておけば1ヶ月半ほどやらなくて済むし、使う頃には完全に溶剤が乾いてガチガチになってる。

Ver4.0も材料が沢山あるし、Ver.4 for Work はナイロンテープの方が都合が良さそうだ。まぁ、色の組み合わせも含めて材質の組み合わせも考えて見るさ。今じゃ完全に「手先の運動のついで」みたいな感じ。かなり細かい作業だけど慣れてしまって、縫うのは楽しく感じる。まぁ、小学校の頃には手芸をやってたので、その経験によっていま、何の苦労もなく手芸を復活させられるんだけどね。

とりあえずは、モノづくりに関して妥協はしない。不良品は不良品として分ける。品質管理は怠らない。機能的に劣るものは用途を限定して頒布する。そして、このタイプのシース作りに関しては一番を狙う!。ちなみにまだ数が少ないので全貌は公開しない。設計図は先日アップした通り。見て分かる人には「ああ、なるほど!」って程度だが、実際に同じ生地を使ってもある事をしないとね・・・素人では失敗するような設計になってる。オラも最初は悩んだし。

( ´(Д)`)y━~~~ ふっふっふ・・・

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