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2019年3月13日水曜日

偽物に注意!舎利石の特徴を覚えよう!

舎利石の特徴を非常によく表している小石だけをチョイスしました。

  最近、今別のとある浜を縦横無尽に彷徨ってるあおもりくまです。オラはあることに興味を持ち始めると、どんどんエスカレートしていって、中にはプロフェッショナル一歩手前に到達しそうな頃に飽きちゃって他の趣味に転向するという性格なので、知識に関しては浅く広くより進んだ「ある程度深く、それなりに広く」(節操がないともいう)な感じです。

 オラが津軽の名産品である錦石採取に関しては、本業の方々と採取場所の情報交換を行なっているのはご存知の通りですが、今のマイブームは「おいおい、もう拾えなくなるかも知れないって!? んじゃ、今のうちに拾えるだけ拾ったろうじゃん!」ということで舎利石(しゃりいし)がターゲットになってます。

 最初は以下の5項目に注意して採取しましょう。

  1.  舎利石の舎利は今別から平舘周辺で拾える。(大前提)
  2.  白または飴色の小石で大きさは大豆ほど。(大前提)
  3.  表面に細かな凹凸あり。摩耗で凹凸が失われたものもあるが、一部に凹みがあるものも疑って良い。(見分ける目安)
  4.  石に白やオレンジの小粒の石がポツポツ表面にくっついてるものは母石。これゲットできたら超ラッキー!(真言宗のお坊さんが喉から手が出るほど欲しい石)
  5.  母岩が海底にある浜では零れ落ちた舎利石が波打ち際に落ちてる。海流や波の方向で一箇所に集中して溜まることがある。

 
 まあ、実際は米粒ほどから大きいものではアーモンドチョコくらいの大きさまであります。自然の造形物なので必ずしも教科書通りにはいかない。例外もあるんだよ。

 舎利石についての仏教的な知識や開眼とか、お経を唱えるとか、写経がうんたらーとかはパスです。八百万の神は信じるし、妖怪や悪魔。宇宙人まで居るんじゃないかと信じるオラですが、何でもかんでもフィーリングで感じたままを感じたままに行動する野生動物なので、細かいことは気にしないのです。

 だがしかし(変換したら駄菓子菓子って出た!スゲー!)、石拾いに関しては妥協しませんよ。この趣味は幼少期に父親から教わって、40代中盤から復活したもので、拾った小石の重さは数百キロに相当します。もちろんいい感じの石ころではありますが、それなりに拘りはあるのです。

 さて、舎利石ですが、一番上に貼った写真をよーく見てください。これが舎利石の特徴です。最も舎利石らしい特徴を表している石だけを集めています。拾った石から本物を探しましょう。200個に1個は混じっているかも。運が良ければ1回で50個以上拾えるかも知れない。

 慣れてきたら以下の8項目についてよーく観察しましょう。

  1.  表面に細かな凹凸があります。これは舎利石が舎利母石から剥がれた時に残った母石の跡です。
  2.  凹凸には母石の残留物が残っていることがあります。この形状でごま塩おにぎりっぽいのはほぼ舎利石であると言えます。
  3.  当然、水摩礫(すいまれき)ですので、他の石や砂と波で撹拌されつつ表面は摩耗してその特徴が僅かにしか残っていないものだってあります。その僅かに残った痕跡を見逃さないでください。
  4.  全く痕跡が残っていないものでもその小石の表面と中心で色が異なるものは舎利石である可能性が高いです。全くの透明または表面から中まで透明なものもあります。
  5.  特に表面が透明で、中心部が少し濁っているものは舎利石である可能性があります。表面から中まで濁った白い物もあります。
  6.  ただの石英質の角ばった不定形の小石は舎利石とは呼びません。少なくとも楕円形または丸で少し平べったいものが多く、中にはまん丸なものもあります。
  7.  色に注意してください。蛍光ペンで着色されたような黄色は人工着色です。お土産品ですね。それに完全に機械研磨されてしまって表面が滑らかすぎます。
  8.  本物は自然のままで最初から半光沢で、完全な光沢じゃないんですよ。下の写真をよく見てね。ほら、光ってるけど表面はミクロの傷があるでしょ?。実はこの舎利石。あまり強度がないので砕けやすい。この状態で浜に落ちているってのがほんと半分ほど奇跡なようなもので、輝石だけに奇跡って駄洒落てる場合じゃないけど七里長浜じゃ、こんな状態で落ちている石は全く無いに等しいんですよね。これが舎利石の不思議でもあるんだけど、実は以下の写真の石ころは今別では滅茶苦茶落ちてる。だからこれが舎利石ではないかと勘違いするのも致し方ない。

これも中には舎利石が混じっていますが、大半は形成過程が異なる似て非なるものです。
大きさ、光沢がある。白または飴色。大豆ほどの大きさ。ここまで合っています。
ただ・・・舎利母石から零れ落ちたときの母石の痕跡が無いものが大半なんだよ・・・

 さあて、ここまで説明して大凡の見分け方は分かったかな?。 どうせ購入するなら本物を。高解像度の写真を貼りたがらない人は、本物である自信がないだろうから、購入前に「表面の様子が分かる写真はないですか?」と聞いてみよう。「無いです」と言われれば・・・ ( ´ー`)y-~~

 情報はタダではない。でも、オラが色々知っているのは大勢の同じ志の何処かの誰かが情報を惜しげもなく公開しているからなのだ。これに気づいた時、今度は自分が情報を発信する側になろうって思った人は色んなことに興味を持って、いろんな知識を得られる。

 結局はよく分からないものをどこまで調べられるか。どうやって調べるかなんだよね。調べ方が分かれば、そこからの成長は非常に早いよ。 だから、もし、このブログを読んでなにか気づいたことがあったら、今度は貴方が貴方の知る情報をネットや書籍として世の中に発信して欲しい。

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