2011年10月26日水曜日

覗き見チュン登場

寒さも厳しくなったと感じられるようになった今朝であるが、会社の駐車場に着くなり4羽の成鳥チュンが草むらからスパローミサイルがごとく発射され、そしてオラが停める駐車位置の50cm横という定位置に着弾する。

それぞれにMAXフワモコ状態を競うがごとく膨らみまくって首だけがキョロキョロと周囲を見回すその光景をほぼ真上から鑑賞出来るのは幸せの極みか、それとも奇妙な光景なのかは第三者視点に委ねるとしよう。

オラは途中で買ってきたサンドイッチの端っこの何も付いていない部分を赤信号で止まるたびに千切っては細長く丸め、チュンが端っこから一口ずつ噛み切れるようにしておいたそれを上げるのが日課である。

これほど寒くもなると早く食いたいのか辛抱たまらん覗き見チュンは「さあよこせ、さっさとよこせ」とばかりに自分の姿がオラの目線に入るように垂直に飛び上がっては地面に降りるを繰り返すのであった。
いや、見えてますから。そう何度もして無駄なエネルギー使わなくても良いし・・・

コンビニのサンドイッチのパンは日によってパサパサの時もあれば非常にしっとりしているときもあって、チュン専用の圧縮パンを作り難い日もあれば非常に丸めやすい日もある。今日のサンクスのサンドイッチはしっとり感がよく丸め易かったが、ローソンのパンはパサパサの日が多い。

さて、その圧縮した細長いパンを10個ほどまとめて窓から真下にばら撒く。
4羽に対して10個もバラまけば喧嘩もせずに済むのだが、何故か他人が食ってるやつが美味しそうに見える心理状況がチュンにもあるのか、取り合いが発生することが多い。

そして相変わらず催促する割にいつも落ち着き払って「どれにしようかな?」と吟味してから一番食いやすいものを選ぶ覗き見チュンだけはクマ号運転席ドア真下が定位置のようで、周りに大量の圧縮パンがあるのを至福と感じているのか満腹になるまでそこを離れず、オラがニヤニヤしながら上から覗くと「なんだよ?ヒトの食事をジロジロ見んじゃねーよ」的な目つきでにらみ返すのであった。

ちなみにチュンとの付き合いは非常に長いのだが、怒る。命令する。嫌がる。強請る。伺うという行為が主体で、喜ぶ。デレるという行為は見たことが無い。いつも何か言いたげな顔で「察しろ」と言わんばかりのジェスチャーを振り撒き、高等生物である人間に察することができるだけの表現力を見せ付けては欲求を満たそうと必至である。

こんな稲荷寿司サイズの20gあるか無いかわからないプチ生物にしては非常に高等な思考回路を持っていることは付き合い始めたことからその片鱗を見せ付けられて知ってはいるのだが、それに慣れてしまっているオラですら、そういやスズメ相手にこうも意思の疎通が測れるってのは変な現象だよなぁとたまに我に返ることもある。

スズメ=警戒心が強い という説明はもう図鑑から削除した方が良い一文であるとオラは豪語したい。

そうそう、付け加えるとしたらこうだ。「非常に人懐っこくお強請りが上手い」これで決まりだろう。

2011年10月23日日曜日

ソーラー発電:携帯充電器/ラジオ

オーム電機からOEMで販売されているラジオと、3cm角で厚さ5mm程度のリチウム電池の2つをホームセンターのホーマックで見つけたので買ってきた。

ラジオはAM・FM・SWで、手回し発電+ソーラー発電+USB充電が可能なもの。ラジオとライトと携帯電話の充電機能がある。曇り空でも充電中のランプが点灯しているから発電能力は高いのだろう。
この手のラジオはあまり好きじゃないので今まではあまり見向きもせず、20年位前に1つ買ったきりでいまはどこに仕舞ってあるか不明だが非常用として購入。無いよりはマシ程度に考えて買った。受信性能そのものはあまり高くは無く、アンテナも短いので近距離の受信にしか使用できない。実際、AMではNHKとRABしか受信できず、FMではFM青森は入るがNHKが感度悪いという感じ。短波は全くダメだな。まぁ、電池が無い時にとりあえず受信できればいいやって感じ。2980円と、通販で見かけるオリジナルの中華ラジオ程度に値段が下がったので評価用として購入。いま、窓際に置いて充電中。

携帯充電器の方はコンビニではよく見るチップ型のリチウムバッテリで、携帯電話の充電器で充電して、非常時には40間程度の通話と20時間程度の待機時間の動作が可能。充電回数は500回らしい。これにソーラーパネルが付いたやつ。だから、車のフロントガラス付近にマジックテープか何かで固定しておいて、非常時に使う程度でいいんじゃないかと。これは1480円と太陽電池が付いてて500円高いが本機のみでの充電が可能なので良品と言えるだろう。いま、携帯電話の充電器で充電中。

あと、会社に行く時に履く冬用の靴。2足。インソール2足。オカタンに頼まれてたホッカイロ60枚入り3箱。クマ号のオイル交換およびオイル添加剤。今日だけで2万円も飛んだわなぁ・・・
金運も仕事運も健康運も最低なんだけど、占いをあまりあてにしない割りにモロに当たってて腹が立つわぁ。
ちなみに健康運は歯がアレでナニなのでメシが咀嚼できずにいて、ずっと流動食だから体重を急降下させている。そう考えるとダイエットになってるから不健康であるが健康の為になってる点でチャラだ。
金運はこの通り欲しいものがあって物凄く財布の中が寂しい感じ。蓄えも減ったしな。歯医者に行ってて金もバンバン飛んでるし。
仕事運はまぁ、忙しいってところかな。応援とか入るし、自分の仕事が捗らないって感じ。まぁ、忙しいのは良いことだよ。

2011年10月3日月曜日

稲荷寿司増量(黒糖饅頭か?)

青森は9月末までの蒸し蒸し感が無くなり肌寒い(他人が言うには寒いらしい)10月を迎えた。
脂肪を溜め込んでいるオラにしてみれば過ごしやすくなっただけで寒いという感覚は無いのだが、薄着の連中はやはり寒いと感じているらしく、稲荷寿司のご飯入れ過ぎバージョンというか、黒糖饅頭のように膨れ上がっている。

今朝も会社の駐車場にて自分の低位置に車をバックさせているところに丸いちっこいのがわらわらと地面スレスレを飛んできて無い首をしきりに回している。
さながら恐怖映画の殿堂「サスペリア」を髣髴とさせる首の回転率だ。

ちっこいやつらは朝飯を貰いに来るのだが、日によってどこかで食ってから来ることもあるようで、寒い日でも食欲が無いようにも見えるときがある。そういう日はいつも奪い合いの食事風景もどこか冷めてて、「こんなの食いたかねーよ」という顔をしながらわざわざ咥えたものを落としてからコッチを見るのである。

今日は昨日からの雨で比較的涼しい朝だったため連中は少し毛を逆立てており通常より丸くなっていた。食いつきもかなり良いが、覗き見チュンだけはいつものとおり他のチュン共が奪い合いをしているのを横目に、「おっちゃん、オレ大盛ね」という視線を投げつけてくる。

そうしているうちにハシボソガラスの親子が登場。こいつらはあまりオラを信用していないし、こっそり貰いに来てこっそり食うということをしないので嫌いだ。少し頭を使って道路から死角の場所に待機して、パンをゲットしたらさっさとどこかに飛んでいって、そこでゆっくり食えばいいのに、その場で食うから、エサをやるのも気が引けるというか、モロバレになるのであげたくない。

オラの一番顔見知りのハシボソガラスの西ボスさんは、いつも堂々と貰いにくるのだが、咥えたらすぐに飛び去る。だからオラの座ってる横にさりげなく置いておくと、さりげなく咥えて、さりげなく飛んでいく。まさにオラの希望通りの引渡し方法である。

スズメのような小さな野鳥では、別にその辺をチョンチョン跳ね回ろうと目立たないので何をしようが構わないのだが、カラスほど大きな鳥になると目立つので、せめてさりげなくを演じて欲しいものだ。
特にハシブトガラス共は騒ぐ、仲間を呼ぶ、リアクションが大きい、目立つ。いつまでも鳴いているということもあって、あまり相手にしないのだが、ハシブトガラスの中にもしっかりとオラの希望通りの行動をとってくれるのも居る。

カラスは賢いというが、あくまでもカラスの一部の個体がやたらと頭が良いというだけで、知能そのものの可能性としては平均的であるが、賢いかどうかはまた別の問題である。
これは人間も一緒で、「勉強の出来る人はイレギュラーに弱い」「賢い人は卒なく何でもそこそこ普通にやってのける」ということに似ていて、「頭の良い」と「賢い」は違うということを、カラスやスズメでも検証できるのだ。

まぁ、人間だろうが、鳥類だろうが、要領・記憶力・賢さの良し悪しには随分と個体差があるのだと実感することも多いが、賢さはやはり観察力の高さに一番比例するとわかるケースが多い。
あと、聞き分けの良い鳥類は人間の目を見てくる。聞き分けの悪い鳥類はエサしか見ていない。これも人間に当てはまることがあるのではないだろうか。