2015年1月29日木曜日

スズメでも最後を看取って欲しいと思うのだろうか?


今朝、車の暖気(凍りついた車を暖めるためのアイドリング)をしようと玄関を一歩出ると、降り積もった雪の上に茶色いテニスボールぐらいの物体が1つ・・・よく見ると、雪の上に「ぽふっ」っと放り投げた毛玉のようなものがコッチをキョロキョロしながら見ている。

Σ( ̄(Д) ̄;) え?どうしたの?  ・・・と、オラはそれに問いかける。

キョロキョロするだけで何も言わないそれは嘴の先に一度溶けて凍った雪が着いていて動けない様子。オラはそっとそれを拾い上げて部屋に戻り、キッチンペーパーを重ねて布団を作り、水道の凍結防止程度に低温度設定にしたオイルヒーターへと乗せて、暖める。

<まるで動じないの図> むしろ落ち着き払ってる。というか寛ぎ過ぎ・・・

拾い上げたときも無言なこいつ。もうダメだと思っていたのだろう。足先にも一度溶けて凍った雪が着いており、良くて回復するかどうか。悪くて凍傷により足はもうダメな感じになっていた。

5分ほどで足先も動かせるようになったが、いつもオラの前では動きがスローだ。モソモソとしながら顔は天井に向けたまま息が荒いものの眠そうな顔で薄目を開けている。水を飲ませようと指先に水滴をつけて口元にやるも飲む気配は無い。小さな嘴の先に水滴をつけると、「いや!」って感じでブル!っと払い除けられる。3度やってもダメ。こいつの好きなバームクーヘンも食わない。もう、色々とダメなのだろう。せめて暖かくして寝てくれ・・・


<うーん眠くなってきた・・・の図> 人間の目の前で寝るスズメ。警戒心の欠片も無い。

帰ってきたらもう死んでるだろうと思い、小鳥用の藁を編んだ籠(こも)に寝床を作り、頭だけ出るようにキッチンペーパーの掛け布団で覆う。オイルヒーターはOFFにして、余熱で保温できるようにした。暑すぎて死ぬことは無いし、外に比べたら布団で保温も出来るから最後まで寒い思いはしないだろう・・・

仮に元気になった場合、帰ってきたら部屋のどこかにかくれんぼされても困るゆえ、籠には専用の蓋があったのでそれを載せる。 真ん中に網で空気穴がある。これで窒息もしない。

この籠は、大昔にホームセンターで在庫処分セールしていたのを2つ買っておいたのだ。丁度、鳥と会話が出来るようになったころ色々と鳥から話しかけられるようになり、同時に助けを求められることもしばしばあったからだ。

オラは車の暖気を10分ほど前に行なう。で、そろそろ出勤しなきゃならないのだが、こいつが心配でならない。でも、「玄関先で顔見知りのスズメが行き倒れていて、助けを求められたので今日は介抱するために休みます(遅刻します)」なーんて言える訳がない。実際に、鳥と会話できることを知っている人も居るのだが、唯でさえ会社では変な人なのに、そんな理由で休む(遅刻する)訳にもいかない。

こいつはさっきから凄く眠そうでもあり、息が速くて苦しそうでもあり・・・色々と声を掛けるが、こいつはいつもマイペースで先日の日曜もパンの前で固まって「これ美味しくないから要らない」っていう態度。仕方が無いのでバームクーヘンを千切って渡すと、「何で最初から出さないんだよ」とかいう態度で、モソモソとした動きで食べていた。
いつもどおりだと思っていたのだ。だけど、こいつの態度からするとかなり高齢なのかもしれない。前にもこいつのような態度を取るスズメが居た。彼も高齢だった。態度が明らかに人間臭い。というか、人間に分かるような態度を取る。

見守る時間も、これ以上の事もオラにはできない。せめて猫に噛まれる激痛に苦しんで死んだり、この極寒の雪の上で徐々に凍って死ぬよりはマシだろう。
以前、仲が良かったそのスズメも、死ぬ間際は夏でも寒そうにブルブルと震えていたのだ。安心して眠れないので、わざわざオラのすぐ傍まで来て、「おい、おれ、今から寝るから見張ってろよな」って態度で。
だから、最後の最後は、何からの攻撃も受けない安全な場所で、暖かくして眠れよな・・・

心残りはあるが、一応、「行って来ます。さようなら・・・」と声をかけて家を出た。

今日は同じ課の人がこぞって現場に出かける用事があり、しかも突発の仕事がまた増えた・・・更にプリンターの入れ替えでセッティングやら、PDFに文字入力したいとか10台近いPCのインストールと設定をしたりアドバイスしたり、色々と忙しかった。

昼に心配になったので一度家に戻る。
もしも元気になっていたら放すつもりで・・・でも、もう動かなくなっていた。
まるで眠るように。

<とても元気だった頃の彼> 腹が減ったら玄関で鳴けばメシが出てくると確信しているスズメ。

色々と楽しかった。お前は数少ない会話が出来るスズメだったよ。 んじゃ、さようなら。

2015年1月26日月曜日

Kellogg's フルーツグラノーラ ハーフ1/2 うんこ入り

まず、これを見て欲しい


ぎゃーーーー!!!  ヾ(≧(∇)≦)シ  うんこーーーー!!! シリアルに黒い大きな物体がーーー!!!

と思ったら、レーズンの塊wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



100%レーズンの塊?! ずっしり! なんじゃこりゃー! 製造が雑ってことなんかな。


製造 : 2015.08.ICGAZ

「おいしさそのまま」← ( ´(Д)`)y━~~~ 不味さそのまま。

一番美味しいフルーツグラノーラは、やはり売り上げ№1のカルビーフルグラである。

ゲロッグのはどいつもこいつも不味い。 その中で「まぁ、これは食える」ってレベルのやつが、厳選素材と書かれたパッケージのやつ。これがカルビーフルグラに近い。フルーツは大きいし、ケロッグの数ある激マズーシリアルの中で食えるレベルのもの。

質ならカルビー。カルビーよりも質は落ちるけど量ならCGCブランドかトップバリュ。

お上品に食うならカルビー。シリアル粥にするならプライベートブランド(CGCかトップバリュ)というところ。

ちなみにこのケロッグのフルーツグラノーラのハーフ。なんか味がおかしい。
まぁ、各種メーカーのフルーツグラノーラを食いまくってるオラが比較したんだから間違いない。


非常食用として食い続けるのであれば、カルビーとプライベートブランドの両方を買おう。
カルビーのは美味い。牛乳、飲むヨーグルト、ヨーグルト、アイスなどと一緒に食すには良い。どちらかというとスナック感覚で食べるグラノーラだね。

プライベートブランドのは、ホットミルクでシリアル粥にするのに向いている。フルーツが少ないし、パフやオーツ麦が多めに入っているからね。粥にしやすいのだよ。

ということで乾パンに比べてフルーツグラノーラは非常食にするには栄養価も高いから味気の無い乾パンを食い続ける拷問に比べてかなり実用的。

ぜひ、800g入りのお徳用バックを3袋ずつストックしておくのだ。賞味期限は短めであるが、半年くらい賞味期限を過ぎても食えるから、期限が切れてから入れ替えのために食えばいい。

2015年1月18日日曜日

6歳ブトさん猛ダッシュの理由

6歳ブトさん(♂)がドアを開けると、「シュ!」という忍者みたいに地面を走っていく。
彼だと分かるのは玄関前で「んぐるぁぁぁぁ~!んんぐぁ!んんぐらぁぁぁぁ!」とか特徴のある発声による。
こんなワケワカメな奇声を上げてるハシブトガラスは彼しか居ない訳で・・・

で、一昨日の朝、出社しようと車を出すとすぐに車に向かって走ってきて通せんぼ。
左の羽が半分ほど下がってる・・・ああ、羽を仲間か猫に引っ張られて怪我をしたのか・・・でも、急いでいるので今は簡便ってことで道を開けてもらった。

そして、昨日も今日も、何か食わせてくれよー!と陳情しているのだが、玄関を開けると高く飛べない彼は地面を走って逃げているわけだ。信用無いなぁ・・・彼が巣立ってからずっとの付き合いなのに。
で、その猛ダッシュはとても速く、決まって一瞬で視界の左から右へ現れて消える。たぶん時速30キロほどの速度だ。

うーん、彼は頭が良いから何とか生き残れるとは思うのだが、少し心配だ。


まぁ、いつもの受け渡し場所に食料を隠しておいたので、勝手に持って行って早く怪我を治して欲しいな。

2015年1月16日金曜日

2015年1月10日土曜日

飯待ち野鳥さん

ここしばらくの間、雪が降る時間が長く、結果的に大雪となっている津軽。
鳥さん達も食べ物に困っているようで、彼方此方でエサ待ちの行列(とは言っても横並びだが)ができている。スズメでさえも50mくらいなら特定の人物を見分けることができるので、外を歩いていると飛んできて上目遣いで「お腹減った・・・」と陳情する毎日。

毎日がサバイバルな彼らにとっては少しでも高カロリーなエサを腹いっぱい食いたい訳で、食糧援助してくれる人間には警戒心が薄い。
鳥さんは特に鳥さん同士のネットワークというものがあるので、仲間をたくさん引き連れて来るのだが、信用度の低い鳥さんは怖がって近づかない。
しかし食わなきゃ死んでしまうので、そうも言っていられない。でも怖いから近づけない。近づいてくる固体は顔馴染みと決まっているので識別も楽だし、態度と併せて識別の制度も上がる。結果として、一見さんお断りが成立する。