タダより凄いものは無いのだが、使いこなせなければ何の価値も無い。
これはソフトウェアの操作方法が簡単でも難しくても、分かりやすくても分かり難くても同じ。
ただ、世の中は不思議なもので、お世辞にも使いやすいと呼べるような代物が一番普及してたり、Webページの作成に関して右も左も分からない人がとんでもなく使いづらいソフトウェアを高い金を出して買ったうえに参考書まで買って覚えようという不思議な現象が多々起きている。
背中をほんの一押してあげればたちまち使いこなせるようになるほどの秀逸なソフトウェアがそこかしこにあるのだが、それにすら気づいていないというありさま。
S-YXG50とはYAMAHAのXGフォーマットとRolandのGSフォーマット互換。それとGMフォーマットを再生できる高性能・高音質・多数のエフェクト群を備えるソフトウェアMIDI音源のスタンダード。Windows標準のGS互換WaveTable音源や、QuickTimeGSなどと比較にならないほどの再生能力を持つ。これはWindows98全盛期に様々なサウンドカードに付属していたオマケ的存在のソフトウェアによるMIDI音源で、肝心のサウンドカード本体内蔵のDS-XGハードウェアMIDIチップとほぼ同等の表現力がある。ただ、如何せんその時代のパソコンにはちょっと負荷が高くて、ハード64+ソフト128の192音同時発生をさせるにはハードの性能がモノを言う。
しかし最近ではハードの能力が非常に高くなり、パソコン本体にソフトウェアMIDIというのが主流。でもあまりゴチャゴチャとパソコンに外付け機器を繋げるのはスマートではないのでこれをチョイスしておけば無問題ということ。標準のMIDI機器としてWindowsに認識させておけばMIDI演奏はコイツが完璧に仕事をしてくれる。
しかも殆どのフォーマット(GM/XG/GS)に対応しているのでこれひとつで充分すぎる性能を披露してくれる。
Mozilla Firefox/Thunderbird(モジラ ファイヤーフォックス/サンダーバード)
よく目にするUserAgentのMozilla5.0なんたらかんたら・・・というのはNetscapeから続く譜系であるMozillaのブランド。 かつてWebの世界をどんどん進化させた張本人のNetscapeの子孫なのだ。いま、こいつのお陰でInternet Explorerが6.0から大幅メジャーバージョンアップの7.0に進化した訳だ。Internet Explorer7.0の持つ機能は何年も前に既にMozillaが持っていた機能のほんの目に見える部分でしかない。
いま、そのMozillaもFirefox2.0とメジャーバージョンアップの3代目である。この先進的でInternet Explorer7.0にすら無い先進技術の塊は今年の夏頃に3.0となる予定。
追従するは同じMozillaのメールクライアントThunderbirdで、Outlookからの乗り換えも自動で行なう敷居の低さと学習型スパムフィルタを持ち合わせる。
HTMLメールもMozillaSuiteのComposer(HTMLエディタ)感覚で簡単に作成できる。これを使いこなせるのならWebページの作成はNvuかKompozerをお薦めする。全く同じような感覚でワープロでもするような間隔でWebページの作成ができる。
OpenOffice.org(オープン・オフィス・ドットオルグ)
合法的にマイクロソフトオフィスと同等の環境を無料で利用できるオフィスソフト。
無料だからって馬鹿にはできない性能だ。ワープロであれば恐らくWordよりコッチのWriterの方が高性能だ。もちろん、Wordも読めるし、Wordで開けるようにWord用の保存も可能。ダイレクトにPDF出力までできてしまう。
Excel?。大丈夫。Calcを使いなさい。こっちもExcel形式のファイルをそのまま利用できるし、Excel形式のファイルを出力できる。
あと、PowerPointはMicrosoftOfficePersonalに付属しないよね。コッチはPowerPoint互換のソフトウェアまである。勿論、Pwerpointのファイルを再生できるし保存もできる。たしかもうひとつ凄い機能があったような。確か、プレゼンを・・・Flashで出力できるんじゃなかったかな。
データベースのBaseはAccsess互換では無いけれど、Openだけに色々な用途に利用できるそうだ。
ちなみに地方自治体での採用もされてニュースにもなっている。高いライセンス料を必要とせず、アージョンアップまで無料のこのソフトウェア。さて、貴方ならどうする?
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