現在入手できるMicrosoft Office (マイクロソフトオフィ)の代替ソフトウェアは、事実上マイクロソフトに駆逐されて姿を消した Lotus Super Office を除いてこれだけである。
え?、一太郎?、花子?、OASYS?・・・何それ?
しかも OpenOffice.org (略称:OOo )はオープンソース方式で開発され、日本のコミュニティーが日本語化した OOo を配布している。
Word互換のWriter / Excel互換のCalc / PowerPoint互換のImpress
とりあえず、通常使用の範囲ではこれだけあれば充分。
Excleマクロの一部に互換性が無いなどの問題はあるが、計算式などは一緒なのでよほど複雑なシートでなければ通常使用には問題ない。
また、上記3つについてはオープン形式のファイルの保存と、MS Office 形式のファイルの読み書きが可能。
OpenOffice.org はこの他に以下のソフトウェアが入っている。
データベース の Base / 数式エディタの Math / ドローソフトの Draw
BaseはMS Access とは互換性が無いが、オープン技術のMySQLと連携が取れるなど汎用性っが高いデータベースアプリケーション。
その他の特徴としては、印刷にPDFが使用できる点。PDFボタンを押すと、PDFファイルが出力される。特にプリンタとしてPDFをインストールする必要は無い。
OOo は、Windows / Mac / Linux などに提供されており、OpenOffice.org の総指揮は SunMicrosystems が採っている。
Mac ユーザーでWordやExcel、PowerPointなどのソフトウェアで作られた文書を閲覧したり、空欄を埋めて返信したり、印刷するために開くことがあると思うが、そのためだけに Mac版のMicrosoft Office を購入する必要は無い。更には、OOo の Mac 専用版には Neo Office というソフトウェアが存在しており、Macに特化した仕様にて開発されている。
Linux は無料で入手できるOSで、オープンソースで開発されている。こちらも無料で、大抵のLinux Distribution にはオープンソースのMozilla 系のブラウザであるFirefox。メールクライアント Thunderbird。ブラウザ、メール、HTML・CSSエディタの Mozilla Application Suite または SeaMonky 。そしてこの OOo がバンドルされている。
インターネット、メール、オフィスなどのソフトェアの他に、多機能なメディアプレイヤーも含まれているため、パソコンを一般的な用途だけに使用している人は Windows に全く依存しないで全てを行うことができる。
また、オープンソースソフトウェアで検索してみると、フォトレタッチGIMP。ミュージックプラットフォーム Songbird など、一通りのものが揃う。
[この オープンソース についてもっと詳しく]
パソコンを持ってる人は売ってるソフトウェアやフリーソフトだけではなくオープンソースに参加してみると違った見方が生まれてくる。
それに、こういったオープンソースソフトウェアは日本語化されている場合が多く、英語だから使い方が分からないということも最近では殆ど無い。
同時に、市販のソフトウェアと同等かそれ以上の性能のものが無料で入手できることからオープンソースに対する興味を持つだけで個人の財政事情を救う結果にも繋がるのだ。
ちうことでモマエラ、OSSを使って味噌。
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