速攻で殺そうとする養蜂場と市役所の行動に疑問。
子供には可愛いクマのぬいぐるみを買い与え、「かわいいねぇ」とか言っておきながら、リアルなクマについては危ないから殺そうって考えの悪い大人が多い。
クマに何の罪があるというのだ。
クマがハチミツを食って何が悪い。
マンガやぬいぐるみは可愛くて、リアルクマは怖い?
一番怖いのは殺す必要の無い希少な大型獣をむやみやたらに殺そうとする人間なんだよ。
海外じゃクマをおもいっきり苛めて(物理的攻撃ではなく、音や臭気による間接攻撃)から森に帰す。これでクマは人間が怖いと思うようになる。
これが最大の譲歩ってものだ。
安易に殺すなんてできるのか?
食うためでもない。
誰かを傷つけた訳でもない。
養蜂場が山でクマ対策もせずに養蜂してて、山にクイモン無いからクマが里に下りてハチミツを食った。
たったそれだけじゃないか。
そりゃ、養蜂場の人は可愛そうだよ。
でも、人間が一方的に自分の縄張を主張しているだけで、クマにとっては知らないことなんだよ。
それでも初犯のクマを殺すのか?
養蜂家と市役所の人よ。
クマの目を見ながらクマを殺してみろよ。
殺せるか?
オラにはとてもじゃないができないな。
だって、何の目的があって殺すのか理由が見つからないからだ。
怖いのか? クマが怖いのか? どのへんが怖いのだ?
35年山に入っているがオラはクマに遭遇したことは無いぞ。
いや、近くに気配は感じたことはあるが、互いに存在を知らせれば遭遇しなくて済むし、第一に怖がってるという気配を相手に伝わらないようにすればクマだって近づかない。
仮に遭遇したとしてもオラはたぶん恐怖を感じないな。
だって、クマを名乗るにはそれなりにクマだからだ。
全てはクマの出方次第。
攻撃されれば反撃するし、何もしなければ何もしない。
そう思っていれば何て事は無い。
そう思っていれば無用な遭遇も回避できる。
一番心配なのは、オラがクマに襲いかからないかということだけだ。
クマは純粋な生物だよ。
殺すなんて考えも起きない。
誰かが怪我をしたり殺されたら危険なので殺すってのは、一方的過ぎる。
クマは豊かな自然のバロメーターである。
その森に住む草食動物を食べて森のバランスを取ってる。
クマを殺しすぎてシカが増えて困ってる自治体はクマによって齎される恩恵を忘れた馬鹿自治体である。
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日本熊森協会
△ 速報 栃木県大田原市鹿畑
2008.5.7 2~3才の子熊が栃木県大田原市鹿畑のドラム缶檻にかかりました。
熊森が交渉した結果、5.7の捕殺はなくなりました。
2008.5.8 大田原市当局 5/8午前中までに引き取り手が見つからなければ捕殺すると言明
栃木県会員、本部スタッフ2名が朝から、昼からは茨城県支部長らも現地に駆けつける。
熊森は、子熊が出てきたと思われる那須塩原市の奥山への放獣交渉を懸命に続ける。
18:00頃 大田原市当局が一方的に某クマ牧場への引渡し作業を開始。
熊森協会は、クマが自然の森にいることに価値がある。クマにとってもそれが一番。あくまで放獣して欲しいと訴え続けました。残念な結果になりましたが、当面、子熊の命だけは守れました。
この子熊を救おうと動いてくださった全ての皆さん、どうもありがとうございました。
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どうやら殺されずに済んだようだ。
しかし、クマにとっては自然が一番。
本人にとっては苦労せずにエサを食べられるが、もう二度と広大な山野を歩くことはできない。
それを幸せと感じるかどうかは分らない。
う~ん
返信削除自分も以前から疑問視してるとこですね
なんで見つけ次第射殺なんだろう?
確かに熊に怪我させられたりする人が増えてるってのがあるでしょうけど
結局は無用心な当事者がいけなかったりするんですよね
熊が寄らないように防止策を練るべきだと思います
クマが食えるものを山に植えればいいんだけどね。
返信削除オラはここ十数年、山にクマや他の野生動物が食えるクリとかヤマイモを埋めています。
食べられても良し。
翌年、芽吹いても良し。
山にクイモンがあれば彼らは里に降りなくて済む。
もっと根本的な解決策を実行しなければならないと思うよ。
得に、手入れができていない杉の山林はコナラやシイなどのドングリに。
里山にはクリや柿やサルナシ、ブドウなどを植樹してもいい。アケビとかもいいね。
里山を通る時、食い物があれば、彼らは人間のエリアに来ないのだから。