気（オーラとか気配とか）

無我の境地とでも言えばいいのかな。
そこまでは行かないけど、オラには周囲の気配に逆らわず、受け流せる感覚がある。
山菜採り暦３５年の中で培ってきた、場に流れる気の感じ取る方法と一体化である。

人には見えないオーラを動物たちは見えているか感じ取れるとしたら、いま、公園で野鳥たちと触れ合っているこの趣味も、オラのオーラの状態で見分けてくれているのかも知れない。

今日、いつもと全然違う格好で、しかもサングラスまでして更に小脇にいつも抱えているバックすら持っていないのに、分かる鳥には分かるらしい。人間でも見分ける事ができるかどうか疑問である出で立ちだが、カラス、スズメ、ハト、カモヒナの中で見事にオラだとわかって飛んでくる連中がいる。

Σ（ﾟ（Д）ﾟ；）なんでオラだとバレた？全くもって分からない。

きっと、オラが放つ気が見えるのだろう。
人間も進化の過程でかつては持っていたであろう能力だが、野生動物はそれを感じ取れるのだろうね。
ウォーキングの途中で何度となくオラの前に降り立つ野鳥たち。
相手を見る時に外見以外の何かを感じ取れているのだろう。
それらを感じ取れるというだけで今日の収穫は大きかった。
だってさ、鳥は目が良い反面、嗅覚はそんなに良くないんだよ？
ってことは臭いでもない。だけど、匂いかも知れないな。
その人が持っている独特の匂いを感じる。
つまり野生の直感。

オラも少しはそれが利くけど、ウインドブレーカーの色を変え、帽子をバンダナ、更に目を覆うサングラス。これで特定の人間を嗅ぎ分ける動物の能力に脱帽だ。

オラ的に使える能力は、野生動物に対しての警戒心を与えない自然体的オーラ。そして気を受け流して気配を絶つ場への一体化。熊との遭遇を避けるための攻撃的オーラの発散である。

ちなみに夜、とても薄暗い部屋で自分の手や腕を見ると見えるんだよね、自分のオーラが。
目の異常らしいけど、視力は普通に2.0以上あるし、近視でも遠視でも乱視でもない。
目に見えない場に漂う悪意のある気配にも敏感だ。霊感とも言うけど、少しはある。
うちの血統の女子はそれが強い。オラは♂だけど多少感じる事ができる。
オラとしてはこれをもっと鍛錬したいな。我流であるためにうまく使いこなせていないのが少し残念だけど、工芸品を作り上げる職人同様に何かを掴むということができていないのだと思う。
それをうまく感じ取れるようになればあとは上達も早いかと。

勿論、見えすぎて困るってのは勘弁だけど・・・第六感はマスターしたいな。。