うー・・・頭痛が・・・
エリアごとのハシボソには行き渡ったのだが、逸れハシボソはエリアのボスにどつかれながらも奮闘していた。未だに学習しない公園中央部の3つのツガイはどうしたものか・・・地面に降りれば食えるのに、木の上で待機するから自由行動のハシブトにエサを横取りされてしまう。
こればかりは、オラがどうこう言う必要は無い。他のハシボソは地面が有利だと学習済みだからだ。
エサが欲しければ上から目線で待機などせずに下で待てば即座に食えるのに・・・距離も取りすぎ。
(* ̄(エ) ̄) そんなに信用無いんかね・・・もうエサやらんぞ?
固定客の公園最西端海岸側。公園最東端海岸側。公園最西端動物園周辺。公園最東端入り口付近。
この4グループは常に下で待つことを習得済み。ご要望は各ハシボソのボスの立ち位置と、こちらが近づける限界まで。そして何かの障害物の前に置くこと。平坦な見通しの良い場所に置くと、四方八方からハシブトが来る上に重ねて持って飛ぶ時につっかえがあると持ち去りやすいのだ。
これはハシボソの希望なので互いにアイコンタクトで意思の疎通ができている。
ハシブトに至っては、もうどこでも良くて、一番近くに来た者勝ち。
前後左右にぐるりと囲まれるが、後ろに居たってエサは飛んでこないことくらい分ってるだろう。
これはもう生き残りを賭けた争奪戦なのである。怖いとかそんな理由で背後に回ってもエサは貰えないことくらいそろそろ学習して戴きたいものだ。
つうか、今日はいつもより随分と大群に囲まれたな。まるで公園中のカラスが集まったくらいの大集団だ。
基本的にオラはハシボソの観察が楽しいのでハシボソがキャッチ擦る気満々の場合、優先的にエサを投げる。それよりも前に居るハシブトにキャッチされるのがオチなので、ハシボソもどんどん群れを掻き分けて前に出る。
ハシブトはそれが面白くないので、ハシボソの尾羽を引っ張って「オレより前に出るな」とチョッカイを出す。
やれやれ・・・ハシボソにはもうちょっと教育が必要だ。
完全にチョッカイ出せない距離ってのはオラの前方50cm。この間合いを知っているのは公園最東端海側のボスだけ。彼はオラが何もしないという事を知っている。
だから目の前にパンを山盛りにすると、他のカラスが手出しできない距離で1羽悠然とエサを口いっぱいに咥えて飛び去る。次いでそいつの子供たちが挑戦しようとするが、怖いのだろう。躊躇してあと20cmというところでビクビクしている。
奥さんは完全に遠くから観察しているだけ。ダメじゃん・・・それじゃあエサはゲットできないよ。
ハシボソは自分で捕ったエサは自分の物。家族には分けない。ハシブトはたまにエサを他の兄弟に分けることはする。できの良い兄貴が弟なのか妹なのか分らないけど口移しでエサを分け与えている。
あれだけ頭が良いんだからもっと平和的に分け与えるという事はできると思うんだけどな・・・
うーん、まだ餓死するほどエサに困るような時期じゃないんで良いけど、雪に地面が覆われると臆病な固体は生き残れないな・・・この辺一帯はゴミ集積所が小屋になっているのでゴミを漁るという事が不可能なのだから・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿