どうやら夢の中で挨拶に来ていたのかも知れない。
海岸の西から歩いて中央付近の松の木の下。
海岸でカラスが1羽、殺られていた。
翼と脚の骨格、背骨だけが綺麗に残されていた。
何者(てか、あの猫だろうけど)かに襲われたようだ。
写真は「グロ指定」なので省略
彼がどのカラスなのかは分らないが、そういうことだろう。
彼の近親者と思われるカラスが遺体の脇で悲しい声を発していた。
当然、カラス社会ではハシブトだろうが、ハシボソだろうが、仲間の死というものへの認識と特別な感情がある。
オラが遺体にパンとサブレを撒くが、他のカラスはそれをお供え物として理解して直ぐには食べない。
オラが離れて遠くから見ていても、ずっと喪に服していた。
周りを取り囲んで喪に服している。そんな光景はこれで2回目。
彼らは喧嘩をよくするけど、それでも公園という限られた場所に一緒に住む仲間なのだとよく分る。
普通はカラスの死体に人間が何かをしようとすると威嚇したり泣き喚くのだが、前例もありそれを覚えているようだ。
オラがお供えをすると、身内のカラスが近寄って来て悲しそうな声で鳴く。
カラスは仲間の死体を食うという説もあるが、オラはそういう光景を見たことが無い。
仲間や身内の死に悲しむという感情は、ある一定以上の知能と感情表現を行なえる動物に見られる。
象やクジラ目、犬、類人猿、人間。そしてカラスを含む一部のスズメ目だ。
猫には残念ながら個体差がありすぎる。なにせ、人間の臭いがついたからと我が子を殺したり、オスがメスに自分の子を産ませるために子供を噛み殺す大型の猫属(ライオン)など・・・
中には我が子と一緒に犬の子やネズミにすら乳を与える母性本能から来る変わりダネも居るが、野生ではあまり聞いたことも無い。
とにもかくにも・・・夢の具体的な内容とは関連性は無いにしろ、彼には何らかの形で挨拶をしておこうという動機はあったのかも知れない。もしかしたら今、オラの後ろに居るのかも・・・
オラは霊感が強くなったり弱くなったりするが、今はどうだろう。
特に悪意のある気配は感じず、逆に背中のあたりが先ほどから何か暖かく感じる。
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