大根の葉は津軽では(でぇごんっぱ)菜っ葉と呼び、干して乾燥させたものは冬の間の青物野菜の保存食として食される。主にお湯などで戻して味噌汁の実として利用される。
大根は主に根っこの方を食すが、菜っ葉には大根本体には無い栄養素なども豊富で昔の人の知恵って凄いなぁと思わせられる。これが畑では大半が捨てられている。実に勿体無い。
出荷する大根を見ると、葉を5cmほど残しているが、この葉っぱの良い部分は捨てずに再利用したらいいのに・・・まぁ、実際のところあまり売れては居ないんだけどね。
もっとも、大根葉を干す時にはバラバラにならないようにダイコン本体の頭の部分を少し残すような感じで菜っ葉を切り取ってから干すので、大根本体を売る場合には価値が下がる。
でも、漬物など加工用に使う分には頭の部分は要らないので干し菜っ葉は作れる。実はもっとも栄養のある部分が捨てられているってことだね。
昨年末に5袋ほど買って、ハサミで食べやすい大きさに切り、ストックバック2つに保存しておき、味噌汁を作る時に戻して食うのだ。一番大きなバック2つ分にもなった菜っ葉は使う時に一握りも戻せば充分な量になる。
道の駅ではこういった干した菜っ葉が100円で3~5束入ったものがあり、オラの場合は戻るまで時間が掛かるので、お湯で戻しながら味噌まで入れて煮立ててから放置しとく。
昔はよく食べさせられたものだが、嫌いでは無かったよ。
出されたものを美味しく食べれたからね。
食い物に好き嫌いが無く、何でも美味しく食えた。
だから時々こういったものを道の駅で物色しては、すぐに食えるように加工して保存しとく。
買った時はちょっと生乾きだったけど、新聞紙にのせて温風ヒーターで1時間も乾かせばカビも生えないし、ストックバックだと湿気ないので保存が効く。
まぁ、味海苔を買った時の容器や、その中に入ってた乾燥剤とかも流用すれば充分な保存期間を確保できるので重宝しているよ。
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