と、思っている人が多いという事。
Internet Explorerのコミュ人数が122人というのも、Gecko系のコミュ人数がMoziila会系Firefox組のほかに膨大な人数の参加者が居てコミュ数も多いのはOSSコミュニティーの参加意識の差。
そういうことで、Firefoxがダントツになるのだが、PCの普及率に反して殆どの人が実際の所、Internet Explorer=インターネットだと思ってるのでブラウザって何?。インターネットってあの青いeマークのことでしょ?という人が大半。
だからブラウザへの関心度が低く、コミュニティーの参加意識についてはGeckoが一番。WebKit(Safari/Chorme)が2番、Opera(Presto)が3番となる。
ちなみにInternet Explorerはレンダリングエンジンがバージョンによって解釈が滅茶苦茶なため、5.5/6.0/7.0/8.0でもそれぞれ違う解釈をする。5.5=TridentⅢ/6.0=TridentⅣ/7.0=TridentⅤ/IE8.0β=TridentⅥ?らしい。
Internet Explorer4~5.5の時にブラウザ戦争を行なっていたが、Netscapeに汚い手で勝ったMicrosoftは、その後、第二次ブラウザ戦争でNetscapeの生まれ変わりであるFirefox1.0からWeb標準化の逆襲に遭い、慌ててInternet Explorerの改修を始めた。しかし、その間にもFirefoxやOpera、SafariのWeb標準対応のより正確な対応が追い討ちをかけ、どんどんブラウザへの関心度が上昇し、第二次ブラウザ戦争の名目は「Web標準」というものを競う形に・・・
現状でOperaとSafariが一番Web標準に近く、次いでFirefox。ただ、FirefoxはOSSであるため他のブラウザの開發体制とは異なり、多数の優秀なハッカー、数千人規模の多数のコミュニティー参加者、数万人規模のフィードバック参加者が居る。アルファ、ベータ、RCテスターの数も他のブラウザの比ではない。
また数十カ国のローカライズコミュニティーの成果が多言語をサポート。しかもFirefoxに限らずMozillaのブラウザ群はWindows/Mac/Linux/Unixなどの多数のOSで動作する。
Linuxに措いてはFirefoxが殆ど当たり前のようにバンドルされている。
Mozillaコミュニティーは誰でも参加可能で、それぞれのできることをそれぞれができる範囲でやれば良いという方針なので参加もしやすいし、強制も無い。また、エクステンション開発者の数も多く、それらもローカライズ(地域化/母国語化)される事も多いので開發の分散体制もブラウザ本体とエクステンションとは別でも本体に併せてエクステンションも並行してバージョンアップするし、エクステンションに至っては便利な物は作者が作るのをやめても誰かが引き継いだり高機能になった亜種までも存在する。
また、Firefoxの利用者の各人がエバンジェリスト(伝道者)となって普及を応援しているため、過去にコミュニティーに世話になった人が、その後サポートに回ったりすることで一般ユーザーレベルでのサポートはMozillaがしなくてもコミュニティーが追うことで余計なコストも掛かっていない。
ちなみにOfficeと言えばMicrosoft Office が有名だが、同等のものが無料で使えるOpenOffice.orgというOSSのオフィスソフトが存在する事もあまり知られていなが、MS Office2007 が大幅な変更を行なったため、自治体レベルでMicorosoft Office から OpenOffice.org への移行も始まっている。
OpenOffice.orgは国際標準のファイルで保存されるため、将来に渡ってそのファイルが読み込めなくなるということを回避できる。テキストと画像を圧縮したファイルで、拡張子を変えると解凍ソフトでテキストと画像ファイルが出てくる。また、MS Office のファイルも読み書きでき、互換性も高い。
普及しないのは機能の呼び出しがまだ発展途上なので使い慣れるまで大変という事。しかし、それも使っているとなれる範囲なので、コミュニティーに参加して説得力のある要望を出せば、その機能が採用される事もある。
( ´(Д)`)y━~~~ OSSは偉大だ
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