ノートPCに3ボタンマウスを付け足したり、デスクトップのマウスを3ボタンマウスに変えたら以下の設定が必要。
まず、マウスのデバイスドライバをメーカーのサイトからダウンロードしてください。
Windowsが勝手に認識する事もありますが、そのドライバはあてになりません。
必ずメーカーの標準ドライバをインストールしておいてください。
ドライバをインストールするとマウスのプロパティーに3ボタンマウスの設定項目が増えます。
これは富士通のノートPCですが、本体のタッチパッドがOFFにできませんが、マウスと同時に使えるようになっています。
コントロールパネルから「プリンタとその他のハードウェア」
マウスを選択
マウスのプロパティーに外部のマウスが追加されます。
Windows2000ならOffice97互換。
WindowsXPならOffice互換を選択してください。
これでマウスの動作は基本的に一般的なアプリケーションの推奨する動作に準じます。
先日、Safariが右ボタン、マウスホイール、ホイールクリックができなかったのは、このマウスの設定が富士通の「おまかせモード」になっていたからです。
この状態では、Firefoxは2ボタンマウスとしての動作しかできず、Safariではワンボタンマウスのモードになってしまいます。
各ブラウザの開発元は、マウスでのブラウザの挙動に関して、「Office互換モード」でのマウス設定である事を事前に表示すると共に、基本ドライバでマウスが自動認識しても全部のボタンが正常に機能しないためメーカーのマウスドライバをインストールした上で、マウスの設定を「Office互換」へ変更すること明示してください。
デスクトップPCでは本体にマウスは直結していますが、ノートPCでは中クリック(ホイールクリック)はありませんので、可能であれば、ブラウザ側からマウスの種類(タッチパッド推奨・2ボタン推奨・3ボタン推奨)などの設定項目を事前に用意することが望ましいです。
それが面倒であれば、使用前に、マウスの設定を3ボタンに変更することを推奨させるか、ブラウザ側からマウスのプロパティーを直接開くボタンを追加し、ボタンの挙動についてブラウザ側から変更を促すように表示が必要です。
オラは基本的にWindows2000のデスクトップですが、サブにもっと高性能なWindowsXPのノートを持っています。今回、Safariのマウスの挙動がワンボタンしか認識しなかったのは、このマウスのデフォルト設定が2ボタンマウスに。Safari側では1ボタンマウスになっていたからです。
3日ほど放置し、マウスがまともに機能していないことに気づいてドライバを導入した訳ですが、これでXPのノートPC側でのソフトウェアの動作確認はOffice互換モードにより全てのボタン設定ができるようになりました。
アプリやブラウザがこのOffice互換モードを前提としているのであれば、各ソフトウェアはマウスをOffice互換モードに変更するように推奨してください。
ある程度のパソコンの知識があっても、この基本的なマウスの動作について買ってから1回設定するだけなので忘れている事もあります。それにマウス自体がちゃんと機能しているのであれば、アプリ側からマウスのタイプを3ボタン、2ボタン、タッチパッドなど少なくとも3種類から選べるモードを用意してくれればもっとありがたいです。
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