2009年2月26日木曜日

世の中間違いだらけ

日本は本当に豊かなのだろうか?
日本は本当に先進国で経済大国なんだろうか?
日本は大丈夫なんだろうか。

人間に生まれたことが本当に幸せだったんだろうか。

もう、胃が裏返って吐きそうだ。
何のために生きているのか分らない。
安易に死を選ぶのは簡単だ。
アルコールしこたま飲んで風呂場に行き、頚動脈を包丁でズバっとやればそれでおしまい。
生きているものが死ぬってのは本当に簡単だ。

さっき会社と話をした。
会社には会社の都合があるだろう。
それは言い分としては通るだろうが正しいかどうかなんて本当のことを言うはずは絶対にない。

使えるときは煽てて使って、要らなくなれば陰湿な方法で自分から辞めるように追い遣る。
悪意の有無ではない。結果的に追い詰めているという意識があるかどうかだ。
こんな不況の世の中だ。
少しでも出さなくて済むなら嘘を並べてその気にさせて遠まわしにそんなことしたら終わりだぞみたいなやり方。

所詮、オラの隣に座っていた同僚が自殺したって形式的な対応しかしないだろう。
日本が病んでいれば企業も病んでいる。
その枠に入ってる人間だって病む。
どうして良いか分からずこんな気分になる。

被害妄想かも知れないが、所詮は他人事。
本人がどんな風に思っているか。
本人がどんなに追い詰められているかなんて他人には分らないし、相手が会社とただの社員ともなればただのパーツにしか過ぎない。
だから人間扱いされない。

会社とはみんなで幸せになるもの。

某老舗の大企業の創設者が言った言葉だ。
それが本当なのであればモチベーションも上がるし、会社だって末端の意見を無視できないはずだ。
お客様は確かに大事だけど、いくら厳しいからと言っても本来貰えるべき金銭をお客様という立場を利用して有無を言わせない。
どこも苦しいのは分かるし言い分もわかるが、それを会社が「仕方が無いですね」と我慢しても、勤務で発生した時間外や休日出勤を会社側が社員に払わないのは明らかに違法である。

待機だから仕事をしていないのと同じ。
オーダーが出るまで拘束されているということは仕事のために個人の出勤から退勤までの勤務時間を超えた時間外労働である。
お客様の都合でそうなるのを会社が妥協したとしても、その結果発生した待機と、その後に発生する作業および業務というものはやらなくてはならない。

いくら会社側が待機中は仕事していないんだからとは言っても、通常の勤務時間外の拘束である。
通常は・・・8:00~12:00 13:00-17:30 中休み15分x2=8時間(1日)
実体は・・・8:00~12:00 13:00-お客様がオーダー出して対応して閉めて日報つけて台帳つけて戸締りするまで(19:00~21:00など)。
普通ならオーバーした分は時間外労働である。

例えば18:00から何か習い事をしたいと思っても何時に終るか分らないので個人の自由を奪っている事になる。個人が勤務時間外に趣味や習い事、資格の取得をしたいと思っても、何時に終るか分らないような勤務体系にしているのであれば、それは個人の自由な時間とその社員の人生の一部や学ぶ権利、何かの活動を行なう時間を奪っているということになる。

会社がお客様に交渉できないのであれば、会社としては社員に全額ではないにしても相談や妥協点を相互に話し合って決して一方的な雇用条件にしないのがこの国のルールではないのか。
経営職ならそれだけの責任があるため、その分給料も高く、業績がよければボーナスも増える。
業績が悪ければ経営職だから給料やボーナスに響く。それでも一般職にくらべて非常に高い給料を貰っているのである。
ただ、それをロクに話し合いも無いまま一方的に不払いを暗黙の了解にしてしまい、文句を言ううと査定を下げ、昇進させない。そんなやり方が根付いてしまっている会社は末期だ。
生活や家族という人質をとって雇用しているに過ぎない。
無茶苦茶な暗黙のルールを作り、言ううことを聞けば可愛がり、気に入らないヤツには冷遇する。
そんな企業は腐るほどあるだろう。

組合員とは経営職以下の人間である。一般的に係長クラスまでだ。課長や所長以上になると経営に責任が出てくる。課長や所長になると組合員ではなくなる。
労働組合は給料の数%を組合費として取るが労働組合が組合員を守っているか、組合員が会社から不当な扱いを受けていないか、賃金のベースアップやボーナスの倍率などの交渉を会社と労働組合が行い、交渉が決裂するとストライキに入る。これが正常な形である。

しかし、組合と会社が非常に仲が良いと適当な所で妥協してしまう。
組合は活動として実際にそれらの交渉などを行なったり、メーデーなどに参加し、組合員にメーデーへの参加を割り当てたりする。形式上は組合としての活動をしていることになる。

問題はその本来やるべき社員が不当な扱いを受けているかどうかの調査。
実際の勤務体系と給料明細にある時間外労働に相当する時間外勤務の時間の差。
仕事の内容による適正な給料が支給されているかを定期的に見ることが必要ではないだろうか。
労働組合は組合員の給料から天引きされた資金によって運営され、組合員のためにあるのだから。

本人と直に話し合いの場を設けて、何か問題が起きていないかなどを気軽に相談できるか。
可能な限り多くの組合員を集めてレクリエーションや旅行などで気軽に話し合える時間を設けるなど、組合費を有効に使って組合費を納めている組合員へその行動によって還元しなければなら無いのではないのか。
他の企業やグループ企業との会合や会議なども必要であろう。
でも、そればかりが中心になってしまい、本来もっと組合員とのコミュニケーションを行なえるための時間が無くなっているのであればそれは問題ではなかろうか。

組合費を組合員全員のために使う。
そのために組合費を払っているのだから。

もっと企業が正しくあり、労働組合と組合員と会社が本当に良い形であることが望ましいが、実際は正しく機能している労働組合がどれだけあるのか本当に気になる。
昨年末に起きた製造業の大手、自動車関連企業の大量解雇。解雇が行なわれる際にどのような話し合いが行なわれたのかわから無い。解雇通知を受けてから組合を結成しても遅いとは思う。ただ、その解雇の通知が最低でも3ヶ月前に行なわれていたのであればまだ充分な活動時間もあっただろうとは思う。
期間従業員や派遣労働者の雇用についても多く取り上げられる事になった。
でも、本当の意味での解決は何もされていないし、まだ公になっていない不当な雇用条件や違法な不払いなんてこの数千倍は普通にあると思う。

なんか長文書いてて少し気晴らしになったが、逆に何でこんなこと書いているんだろうとも思った。

自分がこれから何をしたら良いかは結論には至っていないし、誰かが読んで何かを思うかもしれない。
自分の中ではまだモヤモヤとしたものが渦巻いているし、益々憂鬱なのも変わらない。
だけど、自分にとって何が正しいのか。これからどのように考えていった良いのかについては少しだけ整理ができたと思う。実際にはこれを書いたところで何も解決しないし、何も始まらないし、自分にとってプラスになることなんて何一つ無い。
でも、何かを思って書くという行為によってそのモヤモヤを少しだけ晴らすことができた。
ただそれだけはプラスになったのかもしれない。

とりあえず、今のオラは最悪の状態である。自殺するか、死んだつもりでこれからを考えるか、今後復帰できたとして自分がどのように振舞えばよいか。
復帰したあとで考える事なども山積で頭が一杯なのには全く変わりが無いし何も解決していないし解決できると思えない。

死にたいという反面、親を悲しませたくないというブレーキが掛かっているものの、このブレーキシューはもう磨り減っていつ事故を起こすか分らない。
心のブレーキなんてそんなもの。自殺する人の気持ちは分かったが、自殺という行為を実行してしまうほどブレーキが壊れている人の心理など、自殺をしてしまった人しか分らない。

ただ、誰か相談できる人が居るかどうか。話すだけでも結構楽になるんだよね。
カラスやスズメに話したって彼らには彼らなりの苦労があるだろう。
でも、人間と動物の違いってさ、自殺するかどうかなんだよね。

思うんだけど、こういう自殺ってさ、先進国と言われる国ほど多いと思う。
本当に先進国なのであれば、心の余裕や安心して暮らせる社会。
充分な雇用と、転職するという受け皿。
失業中の生活の安心。
特定の人が努力してそれを掴むのは羨ましいと思うが、恨めしいとは思わない。
でも、どうしようもなくどん底に居る人が這い上がるには先進国という名に日本は相応しくは無いということだ。

日本が真に先進国となるには何が足りないのか・・・みんなもう分っているんだよな。
ただ、気づいていないのか気づかないふりをしているのかは国を動かしている人ってことだけか・・・

心が豊かであれば国も豊かになると思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿