2009年9月30日水曜日

駅北のハシボソは珍しく頭が悪い

駅南のハシボソなんか顔見ただけで待機しているのに、駅北のハシボソは昨日は傍まで来たのに今日は5m以上離れないと来ない。
顔を覚えられないヤツなんだろうか???
まぁ、その分、上げる理由がないから(o`θ´o)まみれで楽しかったけど。
(o`θ´o)の方はオラの呼び出しに直ぐに気づいて飛んで来るようになった。
やっぱり(o`θ´o)は平均して学習能力が高い。
というか寿命が短いから覚えるのも早いんだろうな。
スズメは巣立ってから1~2週間ほどで独立する。
カラスは2~3ヶ月ほど親と一緒だ。
知識を蓄積するキャパシティーはカラスの方が上なんだろうけど、頻繁にモノを食ってなきゃ死んじゃうスズメはそれだけ必死なんだろうとは思う。

今日は早々にスズメが満足したようなので青い海公園までウォーキング。
いつも居るはずのハシボソはオラが公園に到着する前に沖の防波堤に飛んでいった。
むぅ・・・せっかくパンが余ってたのに。


昨日の朝。
駐車場から会社に向かって歩いているとハシブトの縄張りなのにハシボソが道路を物色していた。
こちらが見ても「なんだよ?」みたいな顔するだけで人間なんて気にしちゃいねーと言う顔でノシノシと歩いてた。
彼は気にしていない様子だったが、こっちがじー・・・・っと見てると、「なんだよ!なんだよ!なんだよ!」と言わんばかりに威嚇された。

(*´Д`)=3 かわいい・・・ ←逆効果

どうにもこうにもお尻をフリフリしながら歩いているハシボソの後姿って可愛いんだよな。
あんなデカい鳥さんが身近に居るけど別になにか危害を加えられる訳でもなく。
一見なんでもないものを拾い上げて、食えるかどうか調べている姿も可愛い。
自分より大きなトビやカモメにも空中戦を仕掛けるくせに、普段はお尻を振って下をキョロキョロしながら食えるものを一生懸命探している。
そのギャップなんだろうな。

デカいくせにスズメみたいにホッピングするハシブトも可愛いけど、ケツフリ歩きのハシボソは後姿がラブリーだ。

カモメとかハトとかはね、見ていて何か笑える仕草があるかと言えば特に無い。
カモメは自分がエサを貰えないと思いっきり悔しがるというカモメ属固有の性格はある。
それは確かに笑える。でも、喜怒哀楽の「怒」「哀」しか感情が読めない。

ハトは喜怒哀楽が全く感じられない。ヤツの小さな脳味噌には「食」と「性欲」しか無いのだ。

スズメの感情は「さえずり」+「鳴き」で分る。
オラが帰ってくると「喜」を表現し、仲間とエサの取り合いになると「怒」の鳴き方。
エサが欲しい時は足元付近にまで寄ってきて流し目で「欲」を表す。
「哀」はオラが公園から帰る時に「えええ!もう帰っちゃうの!?」といつまでも着いて来るときに鳴く声。
「楽」はアレだな。食い物が多めにあると、余裕こいて近くの屋根でモチャーっとつぶれたおはぎのように日向ぼっこしているときの態度。涼しくなってきたので暖かい屋根のトタンが気持ちいいのだろう。
カラスは寝る時以外、瞬膜で瞬きするのだがスズメは眠くなると瞼を閉じる。
絶大な信用を得ているため、オラの横で寝るバカスズメまで居るくらいだ。
あの眠そうな顔でウトウトされたらこっちは起きるまで動けない・・・
寝顔を何度か撮らせて貰ったことはある。
野生のスズメの寝顔を間近で撮影してる人なんてあまり居ないだろうな。

で、ハシボソ&ハシブト・・・彼らは人間並みの感情がある。
喜怒哀楽は普通だ。下手すると108つの煩悩まで持っているかも知れない・・・嫉妬や妬み。強欲、物欲、独占欲なんて普通に見られる。欲情しているときなんてスゲーモーションだからなぁ・・・ああ、盛ってるって分るし。

カラスを見ていると、何を考えているのかよくわかる時がある。
彼らの表現力の豊かさというか、感情が表に出やすいからというか・・・
よほどの鳥さん好きじゃなきゃ鳥さんの顔を凝視しても分らないだろうけど、なんだか手に取るように分るのは鳥さんの個体識別ができるほど顔を見ているからなのかも知れない。
オラはあんまりニンゲンとかドーブツとか意識しないで相手を見るので動物でも顔を見るとどんな感情でこっちを見ているのか分る。

それが分るようになると身近な動物が自分を見て何を思っているか読み取るという遊びができる。
感情が読めれば呼び寄せるのもそんなに難しいことではない。
今のところリアルな熊とのコミュニケーションをしていないから彼らと遭遇した時に上手く立ち回れるか心配だけど、気配で会話するのがドーブツだし、言葉は感情の補足でしかない。言葉は通じないんだからね。
ニンゲンと違って言葉が要らないだけある意味で会話より楽かもしんない。

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