2009年12月14日月曜日

雪が降っている

サラサラと湿った雪が天から降ってくる。
フロントガラスに粘ついて薄っすらと積もる。
撥水剤を塗ったくって2日目。視界は良好だ。
朝はフロントガラスの表面が凍りつくほど寒いものの、日中はそれほど寒くない。
遥か上空はマイナス何十度という寒さなのだろうが下界は暖かい。

夏でも積乱雲の中では水が氷として浮いているらしい。
それが地表に落ちるまでに解けて雨が降るのが春から秋。
そのまんま成長して雪となって落ちるのが冬。

帰宅すると誰も居ない部屋は電気の明かりが灯って熱を帯びる。
この時期でも部屋の中は8度と暖かい。
水道管が凍結する心配は無いものの、この地域の降雪量は世界でもトップクラスの豪雪地帯だ。
これから雪との闘いが始まる北国の冬。

人間に限らず、外でまん丸に膨らんでいる連中も闘いだ。
人間とは違う冬の闘い。
それは彼等にとっては生死を賭けた闘いでもある。

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