2010年9月23日木曜日

黒烏龍茶と紅茶

昔さぁ、ジャワティーッテイウストレートティーのペットボトルが流行ったよね。
お弁当にもジャワティーってな感じで。
あれは実際のところ烏龍茶感覚で弁当にもよく合う紅茶だったよ。
今では殆ど見ないけどね。

サントリーで黒烏龍茶を発売したあと、他所のメーカーもこぞって黒系の烏龍茶を出している。
馬鹿が流行に乗らないと気が済まないという購買意欲にツケ込んで。
騙されてはいけない。黒いのは黒い色が出る鉄観音やプーアルを混ぜれば真っ黒になるのだ。
元々の原価は安い。烏龍茶と同等か、香りが独特なので烏龍茶とブレンドしなければプーアルなんかはただのカビ臭いお茶なのだ。あれは一度お湯でサッと洗うから面倒ってこともあるから消費量は烏龍茶葉ほどではない。
流行を作ったサントリーは偉いが、それに便乗しているメーカーは独創性が無いな。

杜仲茶が流行れば杜仲茶だらけ。杜仲茶品薄。
桑の葉茶が流行れば桑の葉茶がどんどん売れる。
グァバ葉とかも流行ったね。
ちょっと前は黒豆とかか?
そういやルイボスティーも一時期大ブレイクとまでは行かなかったが売れた。
紅茶と梅干っていうダイエットもそういえばあったような気がするな。
少し前に玉ねぎの皮を煮出すやつとかもあったな。
その度に、元々そんなに高くもないお茶が値上がりして、多品種を常にストックしているオラが困ったものだ。

オラは流行に乗りたくないニンゲンである。
言い換えればマイペースでマイブーム派。
その時々に見つけたお茶や体が求めている成分に合致した茶葉を気分でブレンドして飲んでいる。
気に入ったお茶は買い溜めしてラックに積み上げている。
何せ流行モノってのは値段が跳ね上がるからな。

最近のマイブームは紅茶。
アールグレイとかじゃない普通のダージリンである。
これをティーポットで淹れて濃く出すのが好きだ。
ほんの短い間だけどアールグレイも好きだったけど、芳香剤っぽい香りが強すぎて、飲んでる間に酔うっていうか頭痛がするんだよね。あれは少量を飲むのはいいけど、量を飲めない。
だから紅茶のスタンダードであるダージリンなのだ。
何事も長続きしなくちゃ意味が無い。

食後は濃い目の紅茶。
寝る前も濃い目の紅茶。
休みに家に居る時も濃い目の紅茶。

オラは先月まで烏龍茶やプーアルを麦茶代わりに煮出して冷蔵庫で冷やして飲んでたのだが、思うほど効果がないことに気づいた。
そこでストックしていた紅茶に切り替えてみたのだ。
既に1箱(50バック)消費。一昨日買った「やさしい紅茶」(50バック)が美味しくなくて、さっき日東紅茶(50バック)のを買い直してきた。

烏龍茶系のお茶と緑茶系のお茶。そして紅茶。
製造工程は、緑茶が発酵前に蒸す。烏龍茶が発酵途中で蒸す。紅茶が完全発酵・・・と同じ茶葉でも出来上がるものが違う。
効能もそれぞれであるが、明らかに違いが感じられるのは紅茶だった。

ただ、紅茶は同じ量でも眠気覚まし効果が強いので夜はそんなに多くは飲めない。
寝る3時間前には飲み終えないと目が冴えてダメ。
食後に熱い紅茶を飲めば食事の中の脂肪分が吸収されにくいようで、内臓脂肪だけでなく皮下脂肪にも効いているようだ。

烏龍茶と紅茶とでは、気分的に体の温まり度が違う。
体が温まるというよりはもしかすると脂肪を分解しているから熱が発生しているのかも知れない。
これからの寒い季節には紅茶が良いかもしれないな。
寝る前のホットミルクは良いと言われるし、ミルクティーなんぞも良いかも知れない。

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