カラスとの付き合いを少し疎遠にしてみた。案の定、カラスとの縁は少し切れた状態。
彼らの言葉や態度で何を考えているのかは大体分かるのは変わらないし、向こうもこっちの意図を推測して動くことはある。やはり目は口ほどに語るである。
まぁ、このくらいの距離感がちょうど良いのかもしれない。
スズメとは最近縁が深いというか、転属する前の状態にリンクが戻ったという感じ。
会社の勝手口前の家に生えている庭木に10個くらいのマツボックリがくっついている。
チラっと見て、知らん振りして行こうものならマツボクリは急に動き出し「ヂュイヂュイ!」言って呼び止められる。つまり「ごらー!どこ行くんぢゃー!」とか言ってるのだ。
1羽が目の前でホバリングしながら足元を確認し、着地。他も安全を確認すると真似して寄ってくる。
足元で首だけ真上を見て「さあ出せ!」と言わんばかりの威張り様で食べ物を催促するのだ。
昼は昼で、さぁ、メシを食いに行くぞと勝手口から出ると「ヂュヂュヂュヂュ!」とか言いやがる。
訳せば「メシキター!」であろう。はたから見ればスズメが群がってる変なオヂサンである。
身近な野鳥であれ、ここまでするやつらは珍しく、そういう環境にしてやらなければここまで懐いてこない。
都会のスズメでテーブルを巡回してメシにありつく連中も、人間が彼らに何もしないということが続いてこそ成り立っている情景。
で、それが珍しい地域だと、大抵の場合はどうやったらこういう風に懐くのか分からないであろう。
自分から見たら稲荷寿司ほどの小さな小さな生き物である。
逆にスズメから見たら普通の人間よりでかいオラなんかは巨大で、人間とドムくらいの違いだろう。
飛んでるハエを手で叩き落したり留まってるハエを手でキャッチするオラにしてみればハエなんかよりずっと遅いこいつら。
ただ、その速度でキャッチしたら虫のような外骨格生物と違って即死してしまうだろうことは分かってるのでそんなことはしない。
普通に、彼らから寄ってきてもらうのが一番である。「最初の一羽」属性を持つ個体であればすぐにフレンドリーになれるのもスズメの特徴。他は「最初の一羽」に習って、誰が自分にとって安全で有益なのかを知る。
リンクが繋がればあとはクチコミで近所に居るスズメに伝播して、どいつもこいつもオラという人間を見つけるや否や飛んできて行く手を塞ぐのである。
「メシを出せ、さもなくば通さんぞ!」 (o`θ´o) 「知ってるぞ!、ポケットにクイモンあるんだろ?」
まったく以って小さな脅迫者である。
( ´(Д)`)y━~~~ まぁ、それが可愛いんだけどね。
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