というニュースに驚いた。
なにせシェアが2%も無いようなブラウザをあのfacebookが買い取るという噂が流れているのだ。
これによってOperaの株価が上昇し、Operano知名度は上がると思われるが、ここで困るのはウェブデザイナーだ。
ただでさえ仕様がコロコロ変わるMicrosoftのIEシリーズ(IE6/IE7/IE8/IE9)全部で動くようにしなきゃならないってのに、現在の事実上のウェブ標準であるMozillaのFirefoxと、2位に躍り出たGoogleのChrome(エンジンはAppleのSafariと同じ)にも対応しなきゃなるまいとウンザリしているところにOperaまで対応させなきゃならないのかよ!?という具合じゃなかろうか。
ここいらでおそらく必要になってくるのは、Microsoftをも巻き込んだWeb標準への開発競争というか、各社(各団体)の意思統一というか、第三次Web標準競争というか、「全く同じサイトを複数のブラウザで表示したときにすべてのブラウザで同じように表示するためのルール作り」の協議が必要になる。
幸いなことにドン尻のOperaはWeb標準への対応が非常に速い事で知られているが、8だか、9だかのころに変なことをしてユーザーがどんどん離れてしまった。
Firefoxがバージョンアップの速度を早め過ぎてアドオンのアップデートが追いつかずにユーザーがどんどんChromeに流れたというレベルを遥かに上回る「なんだこりゃ?」をしてしまい、「もうわけわかんね」状態になったのを機会にオラはOperaの使用感テストをしていない。
ここでたぶん一番困るのは最初からWindowsに入っているIEシリーズである。6/7/8/9共にWeb標準への対応度合いが違う。しかも最初から入っているという理由だけで意味も分からずに使っている人が大多数を誇るIEシリーズ。会社のウェブシステムでも利用者が多いとなればブラウザをアップデートできない企業は、セカンドブラウザの導入を進めなければならない。
そうなると困るのは企業のIT部門である。どれを選定するかという問題。それをサポートするために必要な人員とマニュアルの作成はどうするか。不具合が起きたときの対応に必要な人材は。それともセカンドブラウザは好きなものを使わせて、社内SNSに丸投げしたあげく、社員の知っている人間に対応させるか・・・など。
( ´(Д)`)y━~~~ まぁ、Operaが使いやすくなればいいけど。
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