2014年10月24日金曜日

生物の生物たる衝動

①食うこと。②生き残ること。③子孫を増やすこと。

人間は、とりあえず文明人として衣食住が必要だがやはり生物であるからして、蒸気の3つは必須。
人間は生物たる衝動の内、②が弱い。いや、文明や頭脳ばかり発達して②が脆弱すぎると言ってよい。

③はもう半分諦めているが、生きている内は③はチャンスがあるかもしれない。
でも、その為には②が必須条件で、①は働いていれば何とかなるものだ。
ああ、そういや、働かないでも食ってるやつも居るけど、オラは逆に何もしないということが我慢できないので、多分、何らかの生産活動はするだろう。いや、していないと死ぬ生き物だから。

さて、首都圏でまた刃物を振り回す馬鹿が出現したようだけど、人口が多いんだから中にはそんなキチ害も居るだろうね。
そんなのが日常の中で起こり得るのが都会であり、人口密度が多いから、被害に遭う確率は低くても、誰かが被害に遭う確率は大きい。わざわざそんな確率の高い場所に住んでいるのだから、当然、遭遇確率は低くても、誰かが巻き込まれる確率は高い訳だし、②の生き残りに関しては都会ほど必要な要素では無いかと思う。

じゃあ、どうしたら身を守れるのか。

答えは簡単。生物として強くなればいい。人間って生物は他の動物のように種族として強いか弱いかという基準が当てはまらない。いや、知能が高くなるほど個体差が大きいとも言える。でも、頭脳で切り抜ける動物も居る訳だし、単純な力で切り抜ける動物も居る。当然、生態系の頂点に居る生物ほど襲われる危険は少なくも無いが、今回の事例のように、文明を持っている人間が同じ人間に殺されたり殺されかけるということは世界中で沢山起きていて、何も珍しいことは無い。

じゃあ、何をしたら良いか。

応えは身近にあった。オラは動物と日常的に対面して彼らの考え方や、行動原理。生き残りの知恵というものを目の当たりにしている。 青森だからだろ!w というのは関係ない。 どんな都会でも、どんな田舎でも周りに居るでしょ。動物が。
そいつらと目で会話していると、色々と大変だねぇとか思ってしまう。でも、まぁ、彼らはそれが日常であり、今日まで普通に挨拶していたやつが、月曜の朝には死んでることだってある。それこそ普通に。と思えばひょっこり現れたり。

彼らと話している間でも、彼らは決して気を抜かない。いや、中には防御をオラに任せて(押し付けて?)、メシに専念しているやつさえ居る。別にそれはいい。それも知恵だし、テクニックでもあり、賭けでもある。
オラは賭けが嫌いだ。だから滅多に宝くじなんてやらないし、一番くじもやんない。実力行使が通用する時は行使するし、避けられるものはこっちから避ける。避けられない災いは正面から受け止める。特に生死に関わる時はリミッターなんぞ無視して全力で対峙する。無論、本質はそっちなので普通にその辺を歩いていてもスズメの如く周囲の情報は全力で収集しているし、カラスの如く、目も良く、耳も良く、周囲の異常に敏感である。

田舎なんでせいぜい山でクマに遭遇するかも知れないという程度の危険と、運転が致命的に下手糞なやつか、危険感受性の無い馬鹿から一方的に衝突される危険はあるものの、少なくとも人間相手に遅れを取るようなドジは踏まない自信はある。

その為にするべきこともちゃんとしているし、パワーについても人並み以上にある。体重もあるから掴み合いになったところで普通の人とは力比べにもならない。体重の割りに機敏だから持久戦にならなければこっちの勝ち。動体視力と反射神経も人並み以上だから、相手の動きはたぶん見切れる。

一番の問題は・・・実戦経験がもう27年ほど無いので勘が鈍っているかもしれない事と、加減が出来ない可能性が高いということ。これが一番の問題。20代前半までは組み手とか遊びでやってたので、相手の羽交い絞めや関節技というものに経験値はあったが、何分、歳なのでどこまでやれるやら。ともかく、人間対人間の格闘なんて経験が無かったり練習を続けていないと、どんどん鈍る。これが一番怖いのかも知れない。

近所でヒマなときに相互に練習相手になってくれる人間でも居れば感は取り戻せるだろうし、とっさの時ににも体が自然と動いてくれるというのは知っているし、やってたことなので分かる。

今の時代、日本じゃ知らない人から襲われるってケースに遭遇することが稀ではあるが、少なくとも、襲う側も相手を選ぶってのはよくあること。だったら、相手にしたく無いだろう人間になれば、その確率もずーーーーーーーーーっと下がる。

ということで筋肉を鍛えて体を柔軟に保てばとりあえず、この身長と体重を相手に襲おうなどと考える輩はまず居ないということになる。

そう、体重が重いというだけでも結構な抑止力になるのだ。でも、ただの肉塊じゃ駄目だよ。

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