人間が人間にするのは社会制度。
でも、オラは鳥さんにそれを行なう。
オラが鬱から回復したのは鳥さんのお陰だからだ。
彼らの一生懸命さ。それが救いとなった。
一生懸命エサを探して子供の口に突っ込む。子供は羽をパタパタさせてエサチョーダイ!とせがむ。
見ていて何だか和んだ。で、公園で飯を食ってるオラの方を見る鳥さん。物欲しそうにコッチ見ている。
食べるか?と聞けば寄ってくる。で、少し分けてやったら子供が来て目の前で給餌。
(*´(Д)`)=3 うひょー!かわええ!
オラが野鳥と付き合うようになったのはその頃。
そしてオラに目印でも付いているのか、鳥さんはオラに対して話しかけてくるようになった。
助けてもらったお礼に、オラは鳥さんに対して借りを返している。
子育てで休む暇なくエサを探し、自分の食料も探す。休んでいる暇など子供が満腹に成った一瞬だけ。
そんな大変さを知っている。少しでも休みが多く取れるよう。
この恩返しは多分、今後も続く。
鳥さんが困っていれば話を聞いてできることをする。
鳥さんが人間にしてくれる恒久的な恩返しを考えれば、このくらい、人間誰だってできる。
鳥さんが人間にしてくれること。
①自然の回復。鳥さんは消化器官が短いので植物の種は未消化で排出。それが芽吹く。海を越えて植物を運んでくれる自然クリエイター。
②害虫駆除。鳥さんは虫を捕獲して食べる。鳥さんが居なければそこら中の虫が植物を食い荒らす。彼らにとっては虫はタンパク質とカルシウムの補給源。子育ての時期は欠かせない栄養素だ。
③朝のBGMと言ったらスズメ。夕方のBGMは塒に帰るカラスの鳴き声。鳥さんはBGMを提供してくれる。
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