何か、中学生の女子が野宿するとの連絡を最後に殺されるという事件が発生しているようだが、我々大人としてはこういうのを見つけても声さえ掛けられない時代になっているので無視する他に手はない。
まぁ、警察に通報くらいは出来そうだが、あまり近くに居続けるとそれだけで通報されそうだから、やはり関わらないということが正解なのだろう。
子供に声を掛けるだけで「声掛け事案」として警察のサイトに配信されている現実を見ると、子供に声をかけることが悪行。つまり、昔はあり得ない時間帯にガキがウロチョロしてても無視が正しい。これがまず解決されなければ子供に注意するなり良識ある大人が警察に連れてくなんてことは不可能だ。捕まえた時点で連れ去りになってしまう。それで人生は終わる。自分を守るために子供が子供らしくない事をしてても見て見ぬふりしかできないのだ。
ここまで来ると異常だよね。世の中は狂ってる。一部の変質者や気違いから子どもたちを守るため、無害な大人も手出し無用という時代。 親は働き詰めで子どもと接する機会が減り、いえにかえっても親が居なければ子供は自由気ままに夜中に遊び歩く。これで事件に巻き込まれないほうが不思議だ。
親は誰を恨むかって言えば犯人を恨むしかあるまい。こういう時代になったのだから周りの大人を恨むのは筋違いである。昔は周りの大人が自然と他所の子を守っていた。悪いことをすれば他所の子だろうが関係なく叱られた。尻を布団たたきでベシベシされたことだってあるぞ?。
何時の時代だよ!wwwって? いやいや、たった40年ほど昔の出来事だよ。そう、たった40年で周りの大人は子供を守る時代から、子供に声をかける大人はみんな変質者って決めつけられる時代になったんだよ?
誰がそうした? 今の親やその親がそうしたんだろう?。 子供にだって声をかける相手を選ぶ目が無くなったと思うね。昔はそれほど誰かれ構わず話をしていた時代なんだよ。 それが今では声を掛けるという行為が憚られる。これではコミュニケーションすら成り立たない。
まぁ、オラには関係ない話だけどね。
頼まれれば子守なんぞやらんでもないけど、オラほど節操無く何でもかんでも趣味を広げた人間も少ないだろうから、少なくとも今の世代の親よりは物知りで手先が器用で学校で習わないことを教えられる人間は居ないと思うのだが。工作から手芸。アウトドアから温泉。ゲーム、パソコン、ネットリテラシー。料理。園芸、盆栽、虫取り。風景写真や山歩き。山菜採りに虫取り、釣り。ラジオ作りから遠距離受信、アンテナ制作。正しい刃物の使い方と砥ぎ方まで。他にも色々できるしな。子供の頃にこういったことを経験するってのは大人になってから役に立つことが多い。分からないことはネットで調べて子供が分かるように説明もできるしな。例えば将来は何に成りたいとか言い出したら、それに成るために何を勉強すれば良いかなんて今じゃネットで何でも調べられる。
その調べるってこと自体を子供に教えれば、あとは子供なんて自分でどんどん調べられるのだ。今の親はそれをちゃんと子供に教育しているのかねぇ。モノゴトの良し悪しの判断だって、単にダメっていうよりも、理由を言わなきゃ子供は理解できない。理解できないからダメな理由が分からない。
子供が夜中に出歩いたらなぜいけないのか。それが分からないから人生たった十数年で死ぬことになる。仮に死なずに大人になったとしよう。で、その何も知らない子供が大人になるまで必要なことを経験しなかったということが、また、子供のような大人になって、自分の子供に何が良くて、何が悪いのかを教えられない。学校の先生に大人が教えるべきことを丸投げ。そして子供が悪事を働けば、親じゃなく学校が謝罪とか意味わかんねーよ。
いやぁ、世の中間違いだらけだねぇ。
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