2016年5月1日日曜日

鳥は耳も良い

鳥は目が良いのだが耳も良い。鼻は普通らしいけど。

夜中と早朝にトイレで目が覚める。夜中にトイレにいくと寝不足になる人も居るらしいのだが、脳がまだ寝るモードであれば瞬時に眠れるので、夜中のトイレも日課である。いやいや、歳を取ったから夜中のトイレがどうとかじゃなく、水分を結構摂るので夜中に自動的に目が醒めるのだ。
不便じゃないか?とか言われそうだが、そうでもない。未明に目が醒めるチャンスがある。しかも自然と目が醒めるのでそのまま出かけるモードに脳をスイッチできる。
天気が良ければまだ暗い時間に移動開始できる分だけお得だ。ガソリン代も節約できるし、渋滞と無縁な道路を走れる。

で、二度目の目覚め。もちろんトイレで起きる。夜中のトイレついでにまた水を飲むからだ。この時点で既に朝。トイレに行くと電線で待機していたスズメがドアの前に降りてくる。家の中が見えるわけでも無いのに、音で判るようだ。前にインコを飼っていたが、父親が帰ってくるとエンジンの音で帰宅が判るらしく、家の前に車が着くだいぶ前から元気よく鳴くのだ。その鳴き声で親父の帰宅が判る。
どんなエンジン音にでも反応するわけでは無く、やはり車のエンジン音の特徴で聞き分けている。鳥はいつも書いているようにかなり脳が特殊な発達をしており、音や声を外部からの情報として重要視している。声帯が地球上の生物の中で最も進化している生物で、電子音や金属音まで発声できる。つまり、エンジン音も言葉として認識している可能性がある。と、同時に、オラがユニットバス・トイレのドアを開ける音も、(゜(エ)゜)が起きた!というメッセージでもあるのだ。

鳥は様々な情報を総合して、自分にとって得になる情報か、無害な情報か、危険な情報かを判断する。オラがどんな格好をしていても、サングラスしていても、傘を被っていても、馴染みの鳥はオラを見つけてすっ飛んでくる。鳥の情報処理能力は凄い。

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