オラが最近お気に入りの神社は色々と修繕のためにお金が欲しいようだ。
そこの神社は非常に巨大で、おそらく県内。いや、東北でも屈指の敷地面積を誇るであろう。
場所は海沿いで長い砂浜と、津軽特産の錦石が豊富に産出するのだ。
錦石の種類は白瑪瑙、黄瑪瑙、玉瑪瑙、赤碧玉、黄碧玉のほか、珪化木も豊富で、色んな色の混じった珍しいものから、数百個に1個の確立で非常に珍しい材質や色のものまで非常に輝石集めに向いている。
神社という特性上、おまじないや縁起担ぎ、迷信やら言い伝え、胡散臭いものから、曖昧なものまで全てが気持ち次第という結論に導かれる。拠って、パワーストーンなる曖昧なものまた縁起担ぎや気分次第であり、カテゴリーとしては同質のものである。
つまりは、パワーストーンが大量に採れるのだから、それを売店で売ればいい。勿論、パワー増幅として祝詞を捧げて売ればいいのだ。ご祈祷済みってことで価値も倍増。
石はどうやって集めるか。それは簡単だ。お参りに来た人に集めさせて、自分が気に入ったものにはご祈祷代を払って郵送してもらえばいい。残りは神社に寄付して、それもご祈祷して売ればいい。寄付の量が多ければご祈祷が無料にすれば集める側も頑張るだろう。皆が皆、浜辺に降りて数千・数万分の一の確立でしか拾えない錦石をゲットできるとは限らないからだ。
ちなみに、オラが1日掛かって60kg。先日は40分頑張って6kgゲットしたと言えば、慣れた人でも効率よく集められない事がわかるだろう。しかも、その中で1kgがAからAAランク。残りはBランクとゴミカスという品質が悪いものだ。砂浜1kmを往復してたった20個程度しか良質なものがゲットできない。
時には波をかぶることもあり、それなりにデンジャラス。体重が重くなければ波に攫われかねない。
※ここでいうランクはオラ的基準である
神社のすぐ側で霊験あらたかな場所とくれば価値も上がるだろう。それにご祈祷済みで縁起もよく、気の持ちよう(自己暗示)で良いことが起きるかもしれないとくれば、ご祈祷済み錦石はお金になるかもしれない。
ここで採れるのは、赤碧玉と白瑪瑙が主体。しかもこの組み合わせ。魔除けのパワーが最大で、赤碧玉は安産のお守り効果もある。瑪瑙系は特に他のパワーストーンのブースター的な役割もあり、ソレ単体でも効果は高い。
単純構造の赤碧玉も半分くらいの確率で赤碧玉(白い瑪瑙の筋あり)と一緒に採れる。この純粋な赤系の赤碧玉は、神社の赤とマッチする。つまり、赤碧玉は神社カラーということもあって、見ているだけでもなかなか素敵なのだ。
下手に大量に産出する外国産のパワーストーンよりも、国産ということ。希少であること。パワースポットで採れるということを考えれば、ご利益も高そうだ。錦石ハンターのオラは、集めた錦石 から自分用にと選別した良質な錦石が20kgほどある。Aランク未満。Bランク以上のものも相当保有し、Bランクは30kgほど。庭に撒いて使う程度のCランクも20kgほどある。比重が重い石なので、分散して置かないと床が抜けるかも知れないくらい持ってる。
AAランクの錦石は、材質や色が珍しい。綺麗に丸く削れている水摩礫。模様が美しいか単色で材質が均一。または縞模様が美しいなど。
Aランクは綺麗に丸く削られていて、穴が殆ど無く非常に硬質。欠けもほぼ無い。
BランクはAAやAに欠けや亀裂があるもそれなりに見た目も良く、比較的美品。
Cランクはそれがそれであることが分かるも、商品敵価値が殆ど無い屑。ただ、庭の敷石にするのは丁度よいかな?って感じの品質だ。
津軽錦石+パワースポット+ご祈祷+パワーストーン的価値+神社の朱色という相乗効果を考えれば、これは欲しい人にはヨダレモノであり、観光客の安いお土産的需要もあるだろう。既に、海岸に設置した休憩スペースに陳列した碧玉の減り具合からするに、そういった輝石(パワーストーン)に少なからず興味のある人が居ると判明している。
あれは何も表示せずに放置しているから、気が小さい人は遠慮して持っていけないだろう。でも、神社で堂々と売っていれば少なくとも安かったら買う人もいると思われる。どうだ、このあおもりくま的New金集めに加担しないか?
極小の錦石は赤白1組でお守りに入れて+200円増しとか。パワーストーンや輝石に興味のある人用にはそのまんまの石を重さや大きさに合わせて100円、200円、300円、500円とかで売ればいい。
お守り1個600円で売るよりも、お土産屋旅の思い出として手元に飾っておくのなら安くて変質しないものがいい。視覚効果としての癒やし効果を併せ持つパワーストーンであれば、見て眺めるという使い方もアリだ。
・・・って感じで、提案とか交渉してみたい。
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