気力の有るうちに、舎利母石の状態が分るものをアップしておこう。
解像度は1600pixで314dpi。印刷にも耐えうる解像度にしておいた。
お分かり頂けただろうか。このように気泡に後から二酸化ケイ素の成分が入り込んで舎利石が結晶化するので、舎利母石のザラザラした気泡の内壁の模様がそのまま舎利石の表面に転写されるということ。
だから舎利石が波に揉まれて削れれば消すれるほど表面の特徴は失われるものの、埋まっている方の面の舎利石はザラザラが残っている。ある程度摩耗が進んでも大きいものは痕跡は一部に模様として残るが、あまり長い期間摩耗すると、表面の痕跡からではなく、内部構造により舎利石であったのか、全く違うのかを見極めなければならない。
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最も状態が良い舎利母石の裏側。高密度に粒揃いの舎利石が埋没している。 |
穴に注目。穴の内壁もザラザラしているので、基本的に舎利石の表面もザラザラしている。 |
こちらも同じく舎利母石の穴。 |
どうも、ここの舎利石は緑色のものが多い。 |
これも舎利母石の表面の穴に注目。 右の穴のように気泡が繋がっているものもあるので、舎利母石も歪なものがそこそこある。 |
だから舎利石が波に揉まれて削れれば消すれるほど表面の特徴は失われるものの、埋まっている方の面の舎利石はザラザラが残っている。ある程度摩耗が進んでも大きいものは痕跡は一部に模様として残るが、あまり長い期間摩耗すると、表面の痕跡からではなく、内部構造により舎利石であったのか、全く違うのかを見極めなければならない。
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