自覚の無い感染があるという事実。
そしてその無自覚症状の感染者は伝染性のあるウイルスを拡散させる。
少なくとも市内の某温泉街の予約状況を見る限り、直近の予約は取れない状況だ。
つまり、宿泊者がキャンセルして困窮している様子はない。
ということは、市内ならともかく感染者数が急増しているエリアからの旅行者が居ないとも限らない。
既に分かっている情報は冒頭で述べたとおり。
無自覚症状のウイルスキャリアが、無感染地域に旅行することで温泉旅館やホテルを起点に従業員を媒介して市街地に感染を広げる可能性がある。
更に、そのウイルスキャリア(他地域在住の宿泊者)が泊まった部屋もウイルスが生存した状態で次の宿泊者が寝泊まりすることで従業員以外に市内の宿泊者も感染する。
コロナウイルス対策を行なっているとウェブサイトには明記されていても、たぶん、感染者が出なければ、通常の清掃のみで済ませられると思う。
まさか、感染者が出ていない状態で、保健所が指定する方法で毎日消毒作業をする経費は出せないはずだから。
布団や枕だってカバーを交換するだけでしょう。そうすると、綿のカバー1枚でウイルスを遮断できる筈がない。一晩中その布団で寝ることで濃厚接触を起こすからだ。
これを防ぐためには、宿泊できる部屋数は半分にする。そして1泊ごとに使用していない部屋と使用した部屋を入れ替えて使う。使用していない部屋はその間に消毒作業を行なう。ここまでしないと無理だろうと思う。物に付着したコロナウイルスの生存時間が長いためだ。
何もライブハウスや映画館。無くなっても全く困らないパチンコ屋だけの話しではないかもしれない。ホテル旅館業が媒介となって感染を引き起こす可能性も考えられるということだ。
専門家はこの推測について考えてみて、宿泊施設の部屋の消毒について経営者の負担にならない方法を考えて助言するべき。
そして、その方法を実施している宿泊施設に限り、その消毒方法の基準を満たした宿泊所であることを明記したほうが良い。そうでなければ、その宿泊所基準の程度の違いにより、全く効果がなかったり、効果が高いなどの差が出ると思うからだ。
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