Googleマップでは特定のコメント投稿者に暴言を吐いたり攻撃をしてはいけない。
その辺が解らずに店の養護に入る場合は関係者か身内と思われる。
しかも大抵の場合は子供の理屈で感情的な養護が多い。
ここで言うところの「子供」というのは実年齢ではなく、精神年齢のことである。
小学生でもしっかりしている人もいれば、老害と呼ばれる子供みたいな言いがかりをつける大の大人も居る。
オラは基本的に年齢よりも精神年齢で付き合うので相手が小学生でも80の爺さん婆さんでも能力が高ければ対等に付き合えるので誤解なきよう。
では本題に入るとして、今回の課題は「マクドナルド京都吉祥院店」で発覚した新型コロナウウルスについてどこに問題があったか平たく、客観的に見ていこう。
最初に事実確認としてニュースソースと、各社の発表を見ていこう。
本人の行動がわかるニュースソース「感染の女性はファストフード店で接客 京都」
派遣元であるワールドビ ジネスサービス株式会社「新型コロナウイルス感染者に関するお知らせ」
京都中央信用金庫「事務センターにおける新型コロナウイルス感染者の発生について」
マクドナルドのプレリリース「店舗における感染症予防の取り組みについて」
とまあ、本人の迂闊さというか、いい歳こいてとても大人の考えや行動とは思えないのは置いといて。この女性は事実を追って調査された後で社会的には直接裁かれませんが、関係各社からは裁かれますので、首を洗って処分を待てばよいだけです。
ここでは、彼女を処分する側である各企業にどのような責任があるかを考えてみましょう。「マクドナルドの店舗に責任はあるか」「マクドナルドの本部に責任はあるか」「京都中央信用金庫に責任はあるか」「ワールドビ ジネスサービス株式会社の責任はあるか」という4つの視点に分けます。
その前にまず、基本中の基本です。店は悪くないとか、マクドナルドは悪くないなど言う人は居ますが、企業は社会の中で良き手本となるべきものという立場にあります。法令遵守(コンプライアンス)は勿論のこと、社会貢献(CSR)は当たり前。当然ながら道徳もそうです。道徳とは当たり前のことを当たり前にすることです。つまり法令うんぬんよりも前に、他人に迷惑をかけちゃいけませんよ?という小学校で習うものですが、普通は学校よりも先に親が教えるものです。
それを踏まえて、本人は当然ながら処分があります。でも、その処分について各社に怠りや過失がなかったかということが条件になります。
1.「マクドナルドの店舗に責任はあるか」 接客業務(客と同僚への濃厚接触)
京都吉祥院店の店長は本文から指示された内容を把握して、適切に従業員の健康管理を行なったか。それを記録する義務があれば、記録を残していたか。各自で勝手に自己申告し、検温して、自分の好きな数字やコメントを記載させていなかったか。
そもそも勤務開始時にそのチェックを厳密に行うことができる人員体制であったか。必要な人数。または誰がどのようにしてチェックするか役割分担またはルールを定めていたか。
2.「マクドナルドの本部に責任はあるか」 管理的責任の有無
各店舗への情報の発信について、本部はどのような方法をとっていたか。ウェブサイトに掲載して勝手に読んでくださいなどという投げっぱなしジャーマン的な周知ではなかったと言えるか。
正規文書などのように重要な文書をEメールで店長宛に配信し、必ずそれを店長が毎日チェックするように教育されていたか。
直営かフランチャイズかは別として、チェック体制は確立していたか。チェック方法を支持するだけで記録を残すように指示をしたか。記録用紙のフォームを配布したか。
店長に限らず責任のあるものを置くじか、本人の自己申告のみでのチェックを禁止し、チェックする者とされる者は別として、チェック体制を取るように指示したか。
3.「京都中央信用金庫に責任はあるか」 職場での濃厚接触→勤務外で感染拡大
接客業務ではなくセンター業務なので、一般客への接触はなくても、通勤・帰宅時には不特定多数との接触はあります。マクドナルドの店舗またはこのセンターのどちらかの管理体制がしっかりしていればウイルスキャリアの女性の野放しを早く防げた可能性があるという点で、マクドナルドの店舗と同様にチェック体制は必要だったということ。
4.「ワールドビ ジネスサービス株式会社の責任はあるか」 派遣元としての管理責任
派遣の人を雇って一緒に仕事をしたことがあります。派遣元の担当者はこまめに派遣した人間と連絡を取ったり、職場に赴いて派遣の様子を伺ったり、派遣先の担当者と色々と話しをします。当然、この派遣元はこの女性と連絡を取っていなければなりませんし、この新型コロナウイルスの蔓延にたいして、派遣にも体調などのヒアリングをしなければなりません。
最後に、この愚かな女性については責任が最も重いわけですが、こういった企業としての社会的責任という知識までは無いと思われますし、一連の行動がツッコミどころ多すぎですので一番悪いのは彼女です。
彼女が怠ったのは勤務先と保健所に対する報告義務です。①人が密集するところに行くなとニュースでバンバン流れているのにライブに行って周りにウイルスをばらまいた。②体調が悪く、熱があったことを隠して周りに濃厚接触した。③派遣とバイト先の2箇所に多大な迷惑と損害を与えた。
この損害というのは、労力と時間と対策費用です。更に女性が住む地域および女性が利用する交通機関において周囲の人へウイルスを撒き散らしたことで、感染および感染の疑いを持った人が被る損害です。損害の内容はすべて上記の損害に当たります。
いかがでしょう。この女性が軽い脳みそ・・・もとい。軽い気持ちでライブへ参加し、体調が悪いにも関わらずそれを隠して周囲に多大な損害を与えた結果、それらの損害が彼女本人に請求される可能性があるということです。
ただし、彼女一人が悪いわけではありません。最初に述べたように企業には社会的な責任があり、国が行なえと言ったことを努力して行う義務があり、結果として被害を出さない。または早期発見により被害を最小に抑える義務があるのです。
ここで忘れてはならない存在があと2つあります。
・どうしてアーチストは参加を取りやめなかったのか。
・どうしてライブハウスはライブイベントの会場を開放したのか。
もしもここで止められていたら、更にストッパーとしての機能が働いていたのかもしれません。ちなみにライブハウスとアーチスト。そのライブに参加した他の観客は自業自得ですので、彼女に責任を押し付けるにしても大した賠償は請求できないでしょう。
なぜなら、自業自得だと世間が認識しているからで、むしろ被害者といよりも加害者の一味であるからです。もしもこの2者と観客がライブで集まらなかったら多少なりとも被害の拡大を抑えられていたのかも知れません。
いかがでしょうか?。 たぶん、小学校の中学年くらいからは理解できる内容だったと思いますが、このような書き方はしばらくぶりではあるものの、ネット配信の下手な三流ニュース記事よりはマトモなはずです。
「なお、ネットでの反応は?」などで引用したい場合は「あおもりくまの生体」からの引用であることを明記またはリンクを挿入してください。
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