2020年4月4日土曜日

【プリーツマスク型】 フェルトマスク(完全版) #拡散希望


ほい! お待たせ! え?待ってない? そうっすか。

(表)これ、全部グルーガンで接着してて、針も糸も使っちゃいない。

(裏)上部の折り目にアルミワイヤが入っている。マスクの4つ角に平ゴムを接着している。

 さあて、フェルトマスクのその後だ。今度は作りやすい。材料に無駄がない。下手に手作り感が出ない。装着したとき、一見すると市販品?というものだ。

 マスクが無い。マスクが売ってない。マスクが入荷しない。何時まで経ってもマスクの増産が追いつかない。無い無いだらけだよー。

政府のマスク2枚配布という話・・・
はぁ?とか思ってるそこの貴方!

 だったら作ればいいじゃん。あおもりくまが本気を出せば、こんなもん日直の合間に作れてしまう。少なくとも自分の職場の人の分。そして自分または家族の分なんぞ直ぐだ。

 ちなみに仕事はサボってないから。余力で作ってるんだからねっ!。
所属長から増産の指示を受ければ即座に仕事としてマスク作りまくりだぜぇ!。オラにとってはモノ造りは全て遊び。

 まあ、五十路のオッサンが作れるんだからさ、学校の家庭科で裁縫などを習った女子も、技術家庭科でインターホンやラジオ作らされた男子も、真面目に授業受けてたならチョチョイのチョイだ(死語)



 まず、以下を用意。全てダイソーで売ってるし。AMループアンテナの制作で「ラジオマニア2018」に記事を書いた時もそうだったけど、現在容易に入手可能な材料と道具を用意するってのが大事なんだからね!

1.フェルト1本(70x60cm)これで12枚分 17.5cmx19cmでカット

2.平ゴム1つ(5mmx8m)24cmでカットなので33本、つまり16枚分

3.アルミ自在ワイヤー1mm1つ(10~15cmでカット)鼻の凹凸に対応

4.グルーガン(200円)とグルースティック

あとは・・・交換用フィルターだな。


5.必要に応じてスーパーからリードクッキンペーパーを買ってくる。(厚めの不織布でスポンジっぽい素材)
  無ければ出汁パック(またはお茶パックの大きめのやつ)の不織布をまんま当てる。

さあ、材料と道具は揃ったかな?

 まず、フェルトを規定のサイズでカットする。これは顔のでかい人、小さい人。大人。子供。顔のデカさの違いで1cm前後調整すればいい。

 17.5cmはマスクの幅だ。縦が19cmある。その上部1cmの範囲にアルミワイヤをグルーガンで仮留めしてフェルトを折り返し、グルーガンで接着。

 あとは捨てる前のプリーツマスクをバラしてみろ。折り方が分る。
 フェルトは厚いので4~5回おることは難しい。だから3箇所折ればいい。
 唇から上を2回。下を1回でいい。折って重なっている部分を裏表ともにグルーガンで接着する。熱いから注意。オラも指で抑える時に溶けたグルースティックで火傷した。

 次に耳にかけるゴム。これは24cmで十分だが、きつい人は25cmとか26cmとかで調整すればいい。これをグルーガンで接着する。
 長すぎたらグルーガン先端で温めて引っ張ると外れるので1cmずつ短くして調整し、最適な長さを求める。 左が鼻で右が顎となる。

 最後にクッキングペーパーを裏側にテケトーに当てる。大きければ折ってからはみだす部分を切ればいい。意外と簡単で拍子抜けするだろう。

材料はこれだけ

鉄の針金と違ってアルミは指で摘んで伸ばすと真っ直ぐになるほど柔らかく形状記憶に優れている。

水色のフェルトで作って、顔に当てた状態で形状記憶。

これは黒の材料

裏側にクッキーングペーパーを当てた状態。

フェルトは弾力があるので、作りにくい人は折り目をアイロン掛けして最初に折り目を付けてしまえば接着が楽だ。オラにはアイロンが無いので、指で抑えながら作った。

 それにアイロンがあるひとは、作った後に更に押し付けるようにアイロン掛けすれば不完全に接着しちゃった部分も、グルースティックが溶けだして浸透するんで、より強固にくっつく。
 ちなみに手芸ボンド+アイロンでも構わないが、洗濯に耐えうるとは書いているものの強度はグルーガンが上だ。このフェルトマスクはミシンも使わなければ、針と糸も必要ないので裁縫が苦手な人にも簡単に作れる。材料の裁断も直線のみで済むためフェルトを着るのも直線だ。

 なお、接着部分のケバケバした部分やはみ出したグルースティックはハサミで切り揃えれば見栄えも良い。グルースティックで白っぽく見える部分を目立たなくするにはライターで表面を炙ると綺麗になる。

 これでマスク不足は暫く凌げるだろう。最近はプリントされた柄付きのフェルトもあるからアレンジも幅広い。

 フェルトを使ったマスクには色々とあるが、切るだけというマスクもあるようだが、1枚試作したら「こりゃアカン・・・」と速攻で量産をやめた。

 一箇所縫うだけというのもあったが、耳掛け部分がだめだった。確かにフェルトは伸びるが、伸びたら戻らないんで引っ張り過ぎたらそれで終わり。

 やはり伸縮が大事なのでゴムは必須。隙間を埋めるためにはノーズワイヤーの代用となるものが必須であり、フェルトのみでは用を足さない。つまり密着性において他のフェルトマスクでは不完全だ。

 あくまでもプリーツマスクの代わりを作るのであればノーズワイヤーのようにマスク上部が顔の凹凸合わせられるアルミワイヤーを仕込むことが重要で、下は顎の下まで覆われる。横は頬に沿って顔に隙間なく密着する構造以外はマスクを付ける意味がない。

ということでフェルトマスクの究極形態であるこの作り方の拡散を希望する。

残る問題は洗わなくても除菌できる抗菌コートなんだよね。
スプレー式で一度塗布したら長期間持続するものが入手しやすければ有り難い。

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