そういやそんな季節か。
ホリエモンが偽善者発言しているも「川に飛び込んで死ぬ子供」も風物死ではある。分かりきっている結果を無視し、それで死んだら「自業自得」であるのは昔から言われていること。「人が死んだのに不謹慎だ」と言うよりも「馬鹿なことをすると馬鹿な死に方をするから止めなさい」と教育する方が効果的だと思う。それが再発防止に繋がる。
恥なことをして恥知らずな死に方をするくらい安い命でも無かろうて。そんな命の無駄遣いをするくらいなら、人命救助で命を落としたほうがまだ美談だ。
「子供飛び出し注意」という看板を作る手間があったら「飛び出しはしないでね、危ないから。死ぬかもしれないんだよ?」と子供に耳タコする方が先。それでも子供だからしょうがないとか言うけれど、オラは幼少期に母親に教わった交通ルールを忘れたことはなく、飛び出ししたことがない。つまり飛び出しする子は親の教育の問題だと思う。
深く流れがあり、底が見えない川に飛び込むなんてリスク評価ができていない。というよりも、怖さの感覚がおかしい。高校生にもなって。そこまで育ててくれた親も可愛そうだが、遊びに潜む危険を教えなかった親もまた子供の死に責任はある。
そもそも落ちたらどうしようとか思うような沼で散々釣りやらカエル、タニシ取りしてた幼少期。無論、沼に落ちたこともあるが「落ち着きのない子供」ではなかったオラ。焦らずに岸の草に捕まって這い上がり、汚れた服と下着は洗って母親に沼に落ちたことがバレないようにしたこともある。
そして、話は戻る。
これからは山菜採りで遭難する風物死も珍しくはない季節に入った。青森では少なくとも桜の開花の前後を基準としてどの山菜がどのタイミングで採れるという目安はある。しかし、今年は例にない暖冬で少し早まっている。
そこしか考えていないと落とし穴がある。
山菜採りの遭難だけがリスクではない。蛇に噛まれる。熊に襲われる。ダニに噛まれる。先日やられたブユに食われる。これも場合によっては命の危険がある。山での遭難だけではなく、そういったリスクも山菜採りは常に頭に入れておくべき。
実際のところどうなんだろう。
オラ的な感覚では幼稚園に入る前から山では放置プレイで育ったので、山でのリスクについては本能的にありとあらゆることが想定内である。
しかし、遭難者はニュースになるも、遭難者が「にわか山菜採り」なのか「痴呆症入ってて帰り道を認知できなくて迷った」ものなのか「体力が尽きて動けなくなった」のかが全く分からない。警察はこれらの傾向を統計をとって公表すべきではないのか。
それを元に注意喚起のポスターやら啓蒙活動をすればよい。たかだか半世紀生きた程度の若造?だが、山での行動原理においての経験値は、そのまんま50年近くの経験があるわけで、しかも幼少期からの英才教育?により、その感覚は動物的とも言える。
退職後にすることが無くて山菜採り始めましたってレベルの老人よりは大先輩でもある。
アドバイスはいくらでもできるし、山でのリスク管理も可能だ。
伊達にクマを名乗っていない。
見た目だけじゃ無いのだよ、見た目だけじゃ。
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