2021年12月15日水曜日

なんかN-VANキャンパー記事が多い

こりゃアレか。
ホンダがスポンサーの記事か。
原稿料はホンダから出てるのか。
なるほど、納得。

では、記事を鵜呑みにし、安直にN-VANを選ぶなどとち狂う前に公平にレビューしよう。

軽キャンパーとしてのスタイルが常時通勤用+常時寝られると仮定し、準備不要とするならN-VANは無し。ハイゼットカーゴ、サンバーバン、ミニキャブ、エヴリーは有りだ。但し、ソロならN-VANは有り。2人ならN-VANは無しだ。

悪天候時。車内の荷物を外に退避せず、車外に一歩も出ずに2人がフルフラットな寝床で寝られるならN-VANは無理。ハイゼットカーゴ、サンバーバン、ミニキャブ、エヴリーは可能。1人であればN-VAN込みでいづれも可能。

平時は3人乗りを想定し、1人だけ車中泊を常に可能な状態で使用するならN-VAN込みでいづれも可能。

常に2人乗りが可能で、後部を二人がフルフラットで寝られ、起きてすぐに2人乗りで走行できるのはN-VANじゃ無理。ハイゼットカーゴ、サンバーバン、ミニキャブ、エヴリーは可能。


別の視点から見ると、

後部座席の背もたれが1枚の車は安いグレードの軽バンじゃ普通。常時寝床にすると後部座席に人は乗れない。前席は常時2人乗れる。

上位グレードの軽バンは後部座席が2つに分かれているので片方だけ寝床モードが可能。助手席も人が乗れる。

N-VANなら常時助手席と後部座席左をフルフラットにすれば、常時ソロキャンパーモードだが、後部座席右に一人は乗れる2人乗り。

ああ、走行中はシートベルト着用義務があるので、寝床は使えないんだよね。だから、運転中に寝床でもうひとりが寝て、交代で運転ってのは法的に無理。

くれぐれも軽キャンパースタイルに合わない車を選んじゃ駄目だ。N-VANは良い車だけど、軽乗用車に近い車だから、運転席と助手席をそのままに、後部座席+後部荷室だけじゃ長さが足りず、足を伸ばして寝られない。運転席と助手席まで倒して寝床を用意するには荷物を車から出さないと寝床化出来ないから、目的地で土砂降りと猛吹雪に遭うと寝台化苦労するだろう。

記事を書くならメリットだけじゃ駄目だ。デメリットを隠すのは三流の仕事だ。

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