ハハァ、さては巣立ちの奴が近くに居るな
で薄暗くなって事務所の明かりの範囲から親子で鳴く声だけがする。
グズる子供と、ここに居なさいと言う親の図。オラと目が合う。親雀の真似するオラ。反応する子供。親は真似すんなと言わんばかりにジュジュジュジュって言いながら飛んでいく。
うまく飛べない嘴の端がまだ黄色い子供だけ。鳥残される。フルフル震えてる子供。
うわぁ、置いてくなよ。
せめて障害物でもあれば良いのに、隠れる場所がない会社の玄関前に独り残される子供。不憫過ぎる。
ダンボールの切れ端を台形に折って隠れる場所を用意して入るように言ったが、外に逃げて車の下に入り込む子供。
おい、マジか。
これで朝になったらペチャンコになってた雀見たら一生トラウマだぞ。
車の下に居る雀に車のライトを照射し、眩しくて目を瞑ってる鋤に捕まえて元の玄関に放置プレイ。一応、隠れるスペース作っておいた。
一応、責任は果たしたぞ。後は、そこに入ってくれ。この辺にはネコもタヌキもアナグマもテンもイタチも居るから、玄関先は危ないんだけどな。
拉致って朝になったら開放しても良いのだが、そこまで手を貸す訳にもいかん。困ったものだ。
久々に雀に触ったが、マジで体温高くてビックリした。カイロみたいだ。
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