2022年6月20日月曜日

石拾い中にチョロチョロしてた鳥

この二日間で石拾い中にチョロチョロしてたのはハクセキレイとチドリ。

ハクセキレイはどこにでも居るので別に珍しくは無いのだが、千鳥は海岸の鳥なのでオラにとっては珍しい。

今は子育て中で、巣や子供に近づくと特定の鳴き声を発して気を引き敵をおびき寄せて怪我をしたような仕草をする。
声は単調なので人間にも発声は容易で、鳴き返すことで同類アピールするも警戒心が強すぎて慣れてくれない。
鳴き声は歯笛でピーユ(ピ↑ーユ↓)である。

雀は親子に体格の差はないのだが、チドリにはある。子供も足は長いのだが体はスズメのように小さく、おそらくは親と同じ大きさになるまでは面倒を見るのだろう。
体の模様は周りの玉砂利に紛れるので発見は動かないとできない。

地面スレスレに目線を下げてピーユと鳴くと、鳴くたびに近寄って3メートルくらいまで接近してきた。変わった習性だ。立ってると逃げるのに。

今日はいつもの場所から移動していて、餌を探していたようだ。鳴かなければ気づかないのに、わざわざ鳴くから位置が分かった。

鳥によって性格と言うか習性が違うのだが、人間に接する機会が多い鳥ほど人間の個体識別をして敵味方識別する。

会社の駐車場に居るハクセキレイは既に顔を覚えていて、オラが近くにいても逃げない。
先日、社員通用口前にいたのを知らずにドアを開けたら足元に居たのだが、オラの視野角は広いので直ぐに気付き「おっとっと踏むとこだった、スマンスマン。」と言ってこっちが避けて通ったら、顔をじっと見てた。
これが他の人間なら直ぐに逃げるのに。
で、顔を見ると口からはみだす程のいっぱいの虫。「おっ、子育て中かい?。頑張れよ。」と話しかける。意味が解らなくても良いのだ。声のトーンでどういう状況か察するのが鳥。あ、いつもの人間だって解るだろうし。

とさやで飯を食ってると、のぼり旗にツバメが止まる。子育て真っ最中だ。
実はツバメの鳴き真似もできる。何度か鳴き返したら直ぐに無害認定されてしまった。最初、鳴き真似だと知らない人が「ホラホラ、鳴いてる!」って言うんだけど、「スマン、今のオラです」って、見えるように口を動かして発声すると驚かれる。

犬の鳴き真似の話が出たので「ぅおふ!」って吠えるって言うからこうでしょ?って真似したら厨房の店主が「え?犬来たの?」って。スマン、オラです。大型犬です。ぅおふっ!って返事。笑われる。
まあ、犬に威嚇されたらやり返すし、クマにも有効だよって事で。あと、誰彼構わず吠える小型犬にも吠え返すんですけどね。

って事で特技は石拾いだけじゃないですよぉ。

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