まず、普段から武器になり得るモノを持ち歩けない。だから素手。
武器準備集合罪。または銃刀法に抵触する。剣道有段者は棒きれでも武器になる。だから素手。
基本、日本人は武器を持って歩いちゃいない。素手であることが普通。だから素手で対処する。
普段から木刀を持ち歩いてるなんて、漫画の世界だけでしょう。
剣道有段者は素人相手に棒切れすら使用できない。というわけで、剣道のスキル持ちを活かした素手で対処する格闘法くらいはある。
常に無刀くらいは想定していないと小中高と剣道やってた意味がない。それがイヤイヤだったとしても無駄にはしたくない。
そもそも、オラが平時に想定している驚異は人間ではない。無言の交渉が通じなかった場合のツキノワグマだ。
自然のフィールド上によく居るオラが何度も遭遇しているヤツである。人間相手なら気が楽だ。言葉が通じるだけ降伏勧告ができる。
話は戻る。まずどうするか初動が大事。
刃物を持った犯人が学校に入って行くのを見たら直ぐに110番。
学校名と自分の名前と、取り押さえる行動に出る旨を伝える。
職員玄関前の事務室に声を掛け、校内放送で注意喚起させる。教室のドアに鍵かけろって。
そう言えば、教室の鍵って授業中は掛けてるの?。開いてるとしたら侵入と立て籠もりを許す事になる。基本、授業中は施錠せよ。
上手く犯人と対峙出来れば時間稼ぎは可能。刃物を持った人間相手にビビらない人種は少ないだろうから警戒するでしょ。
狭い場所なら格闘は有利。相手も逃さない。その間に警察が駆けつければ包囲可能。職員は犯人の居る場所を挟み撃ちに出来るように動くべき。
可能な限りトイレなどの袋小路に追い込む。外にも職員が待機していれば尚良い。
先生が刺股などを持って来て牽制できればよいが、ちゃんと防犯訓練しているのか心配だ。訓練とはいつもやっている事によって体が自然と動ける為の修行だ。年イチとか月イチに一回とかじゃ意味がない。全く無意味って事も無いけど、効果は薄い。
オラが追い詰めて犯人と1対1の格闘を想定。相手が刃物でこちらが素手。オラには必殺技がある。加減知らないから必殺技。人間は自分が壊れないようにリミッターが掛かっている。オラはそれを無視できる。無視しなければならない時に限るが。
オラのリアルを知ってる人ならどうだろう。やる気満々のオラとバトるか否か。
体重差を考えたら日本人の平均的体格の1.5倍。身長178で体重90超。体重を乗せた打撃は重い。動きが鈍いと思うような見た目だが、実は身軽である。
更に関節の可動域は見た目を完全に裏切り柔軟で瞬発力だけは自信がある。
持久力は無いが一発入ればラッシュで畳み込む。反撃しようとしたら蹴り上げを。刺そうとしたら横から蹴り飛ばす。
オラの蹴り上げはつま先が2メートルに届く。
会社の人には「吉川晃司」とか笑われているけど、自分の頭より高い位置に届くので身長2メートルの相手の顎にもクリーンヒットする。これ食らったら脳震盪で終わりかと。手でガードなど出来はしない。
オラが刃物を持った平均的な日本人相手に素手で勝てる自信は、
「普段から鍛えている」
「普段からこれらを想定している」
「動物的な本能と思考が読める」
ということ。
ヤルやられるって動物的な範疇だから。
基本的に刃物って刃物と腕の長さがリーチなんだ。
犯人は刃物の所持を絶対的な有利だって思ってるだろうけど、そもそも剣道有段者がリーチを読み誤ることは無い。
で、そのリーチを超えるリーチは脚だ。蹴りだ。胸かみぞおち、か顎に蹴りを食らわす。
もしくは刃物を持った手首を蹴り上げる。それで刃物を落とす。落とさなければ、落とすまで蹴る。(剣道どこ行った!w)
足くらい刺されても致命傷には遠い。
迂闊に近寄れないのはオラじゃない。犯人自身だと思わせる。これも重要。
警官が到着して銃を構え、犯人に警告し投降させてお終い。
とまあ、たまにはシミュレーションを見直したり、こういう時はこうすると決めておくと、咄嗟の行動は出来る。
因みに、竹刀があれば秒で片付く。刃物持った手首を 篭手ー! バシ! 下手すりゃ骨折する。
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