2022年10月21日金曜日

鳥の数が減っているそうだ

 世界の鳥類、半分が個体数減少「私たちは鳥たちのメッセージを無視している」

鳥さんの魅力に鳥憑かれているオラから言わしてもらうと、「これは一大事だ!」なのである。

鳥さんの生態系への貢献度は結構な高さなのだ。世間一般の方々はあまり鳥さんの仕事というか役割を知らないようだけど、オラは鳥さんLoveなので自分で調べたり、自分が見聞きしてきた体験や発見も含めてそれなりに鳥さん限定だが意識高い系なのである。

身近な鳥さんではスズメの個体数激減もあるのだが、カラスはあまり減っていないように見えるでしょ。でも、一時期に比べると個体数は目に見えて減っているんだよ。

その他のあまり目立たない鳥さんに至っては、「最近見ないなぁ・・・」という感じで、顔見知りの鳥さん自体もどこかへ移住したのか、それとも死んで別の個体がそこを縄張りにしていないのか、毎日見ているわけでは無いので原因はわからない。

いづれにしても人間の活動がその原因を作っているのであり、一度人間が手を加えた環境を人間が管理することを怠ったために植生が変わってしまって住めなくなったということもある。防風林ひとつ取ったってそうだ。鰺ヶ沢から十三湖まで伸びるメロンロードという信号が2つしかない快適な一般農道がある。

十三湖付近は特に防風林としての松林が広大に広がっているのだが、ここでよく聴く鳥さんの声といえば中型の野鳥であるイソヒヨドリである。こいつの声を最近聞かないし、海岸に出ても見かけなくなった。

うちの近所の鳥さんも減っている。スズメが激減しているのは間違いない。これの原因は近所の公園が倒木の危険ありということでアカシアを伐採しまくったこと。アカシアの大木は隙間が多く、スズメはそこに巣をかなり作っていたのだ。営巣時期はそういう伐採をして欲しくないし、するべきではないのだが、公園の管理者はお構いなし。頭がおかしい認定しても良いくらい環境のことに無頓着である。アカシア伐採だけではなく、不必要な橋の設置で池の中にある小さな島でカモたちが営巣できなくなった。猫が陸続きと成ったことで島へ容易に侵入できるからだ。こんな常識すら分からないひとが公園の管理をしているのは信じられない。

かといって、巣箱の設置などをしているかといえばしていないでしょ。多分、無関心だから設置したとしても、鳥たちが好む場所とは違う場所に設置するだろうね。生態とか好みっていうのは鳥に依って違うのだから。

無関心だから注意深く見ないし、気にもとめない。無関心だから知ろうともしないし、配慮する気も無いのだ。人間とはそういう生き物だから。

鳥ってのは面白い考え方をする生き物だから、自分に関心のある他の動物とは個体識別して積極的に関わろうとする。普通は野生動物と戯れるとかいうのは漫画やアニメの世界の架空の人物や、リアルでは自然保護官みたいな一部に人に限られるのだろうけど、敏感に相手の感情を読む野生動物は、害のない相手には気を許すものだ。


身近な鳥さんが居なくなるってのは想像したくないものだ。

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