答え:褒め言葉
奇異な、とか奇行に走る、の奇だから悪い意味で取られがちだが、本来は「優れて他と違って感心なこと」という意味だそうだ。
確かにオラは奇異な目で見られる事はあるが、それは合理性を追求したらそうなった。今別で舎利石を拾っている時に2度も職質を受けたことがあるし、車中泊でも何度も職質を受けたことがある。でも、えー、あー、そのー・・・なんて使わない。詰まること無くスラスラと答えれば不審者っぽく見られないからだ。
でもって、奇行に走るのは、できるからやっていることで、逆に言えば他の人が易易とできるかといえばできないだろうとも言える。
つまり、オラが奇異なことを行なう。奇行に走るということは、別に問題はないということだ。何せ、誰にも迷惑をかけていない。その辺は熟考してのこと。
むしろ恩恵に預かっている人のほうが多いのではないか。この多いというのは考えようで、少数であってもオラ一人の行動で一人以上の人間が恩恵を受ければ、一人の行動で2~3人が恩恵を受けるだけでも1人より多いと言える。
疑問を持ったとする。それについて何かを発言すると浮いてしまう。バカだと思われる。目立つのは嫌だ。否定されたらどうしよう。そんなことばかり考える方がむしろマイナスであり、多様性が求められている現代の中では逆に消極的で行動力がなく、創造性に欠けているとも言える。
オラの場合は合理性を常に考えて、わざわざ無駄なことをしない。良かれ悪かれそういうことばかりしているから浮いているとも言えるが、では、他の人が浮いていないのであれば、それは他の人が沈んでいると表現するのか?ということ。「あの人って浮いてるよねー」は、言った人が沈んでいるって解釈で宜しいか?。
これはその集団の中でのリーダーまたは議長。言い出しっぺ。なんでもいい、仕切っている人がどう判断するかは言ってみないと分からない。忌憚のない意見を求められた場合は何でも発言すれば良い。ただ、その発言には根拠やメリット。そしてデメリットまで把握した全ての要素に受け答えできるように、考えてから発言する訳で、説明も相手にわかるように論理的に文章を描いて言わなければならない。
普段の電話にしても、20秒で済む説明を、話しながら考えて主語や述語がスッポ抜けていることに自分自身が気づかず話す人が多い。話だけは長いので20秒の要件に数分掛かる人も居る。だから、こちらは相手が言った一言一句の中から重要な単語を頭に再配置して「ああ、この人はこう言いたいんだな」と簡略化した文書でスラッと言い、確認を取ることになる。
頭が良いとか悪いとかは勉強のできるできないなんて初対面の人には分からない。でも、相手の話かたで相手が頭が良いか悪いか分かる。だって、その人と話す前に頭の善し悪しを知っている訳でも、いちいち試験でもするわけじゃ無いから、単純に相手の会話が上手ければ頭が良いと判断するだろう。
これが主語や述語が抜けていたり、会話調で倒置法の倒置法の倒置法で話してきて何を言いたいのかさっぱり分からない人が居るのだが、頭の回転が早い遅いに関わらず、相手に伝えたいことを正確に、手短に伝えられることが頭の善し悪しを相手に伝える簡単な手段だと思う。
話は逸れたが、オラの奇特な性格と奇異な行動と奇行については、効率を考えての行動で、かつ、それが可能であり、オラにとってそれでリスクを追わない範囲であることが前提にある。
でも、人間ってのはそれぞれスペックが異なる。オラと同じことをしたら死んでしまう人も居るだろうということ。他の人にとってそれが困難極まることでも、オラにはそれができてしまうのは、能力的に。物理的にそれが可能というだけで、オラ自身は安全な範囲でしか人には薦めない。オラがそうしろと言えばそれにはオラの責任が発生するからだ。
真冬に吹雪の波打ち際でずぶ濡れに成りながら6時間も石拾いしろなんて普通は無理。流される危険。低体温症になる危険。風邪をひく危険もある。
オラにとっては流されない為に転ばないためのバランス感覚と、体重の多さで砂浜に力任せにつま先から突き刺さっており、波が来ても足元は微動だにしない。そして耐寒性能の高さと血液サラサラだから体が冷えても血液の循環により体温を保っていられることが挙げられる。ここでも人体の仕組みという知識があるか無いかで凍傷になるか成らないかが分かれる。
真夏に熱した砂の上で10時間も砂と睨めっこしながら炎天下でうつ伏せに成って舎利石を拾えとは言わない。これも体温を下げられるため、水分補給さえしていれば熱中症も軽微で済む。色々と自分の体を痛めつけていて、自分の限界を知っているので、その範囲で自分が可能な行動を採っているから。
多分だけど、雪山に遭難しても(そもそも遭難するほどスペックは低くないが)、まずはどうするかを知っている人とそうでない人とでは生死を分かつ。これは興味の有無で覚えるとかじゃなくて、自分がそのような状況下に強制された場合に取るべき行動と知恵を持っているか。
船から落ちて漂流したら?。船が沈没しそうだったら?。ビル火災で階下に逃げられない場合は?。雪崩が起きたら?。車が突っ込んできたら?。刃物を突きつけられたら?。毒蛇に噛まれたら?。あと5分で核ミサイルが都市の中心部に着弾すると分かっていたら?。焼肉店内でガス臭いと感じたら?。列車内で爆弾を見つけたら?。毒ガスを撒かれたら?。
貴方は即死。またはそのままでは死を待つだけという状況下で咄嗟に行動を起こせるか。というよりも、その行動というのは取るべき手段を知っている人に限られる訳であって、知らないと成すが儘になるということ。そして、知識があっても時には馬鹿力が必要だったり、周りにある道具を使い即興で対策を実施する必要があるってこと。
オラが奇異な行動をして、突然奇行に走っても、その理由がわからない人にとってそう見えるだけかもしれない。なにせオラ本人はいつも表面上はふざけているけど根拠に基づいた行動であって大真面目だからだ。
世の中には、何でここにこんなものが?という場所に遭遇することもある。街中に熊が現れる時代だ。街中でいきなり銃撃戦が始まったって不思議はない。その時に自分はどうするかを事前に考えて対処方法をリスト化し、時々復唱しても良い。常日頃から合理性を突き詰めて行動をしていると、想定していない事案が発生したときでも対処できるかも知れない。
答え:
船から落ちて漂流したら?。船が沈没しそうだったら?。
オラは沈まないので溺れない。沈没に関しては自販機コーナーに行ってゴミ箱からキャップが閉められた空きペットボトルをゲットして、服の中に突っ込む。これで浮く。
ビル火災で階下に逃げられない場合は?。
屋上まで行って、風上に移動する。
付近の階で鉄扉のある部屋を探し、ついでにダンボール箱なども探す。部屋に入ったらドアの隙間に湿らせたダンボールを挟んで有害な煙が入らないようにする。あとは救助を待つ。
雪崩が起きたら?。
一番頑丈そうな木の陰に隠れる。隠れるものが無ければ、雪崩に向かって地面を掘って、伏せ、口の周りに腕を回すなり呼吸できる空間を作る。通過後は力技で上に向かって這い出る。
車が突っ込んできたら?。
運転中は正面衝突やオフセット衝突など衝撃が強い衝突を避けるべくハンドルを切る。この際、横転しても構わない。正面衝突は即死のリスクが高い。
歩行中に車が突っ込んできたら、電柱などの影に回る。
刃物を突きつけられたら?。
手は危ないので足で蹴飛ばす。
毒蛇に噛まれたら?。
そもそも、そんなドジは踏まないけど、噛まれた部分より心臓に近い位置を縛って毒を吸い出して口も漱ぐ。(これは常識の範囲ですよ)
あと5分で核ミサイルが都市の中心部に着弾すると分かっていたら?。
地下鉄とか、地下街とかは着弾地点によっては逃げ場のない爆風の通り道なんだよね。勿論、下水道もそう。むしろ、頑丈そうな建物の地下。爆発時の熱線と爆風を防げることが即死を避ける方法。ただし、その後の被爆によって徐々に死ぬことには変わりないだろうけど。多分ね、一番の凶器は降り注ぐガラスの破片だと思うよ。飛ばされてくるものを防がないと全身を多数の散弾で撃たれたようにズタズタにされると思う。
車を運転していたら風上にある山の谷間に行く。可能であれば爆風がその谷に対して直線上に無い場所。爆破時に熱線と爆風を避けるだけの回避であれば、高架下も有効。
焼肉店内でガス臭いと感じたら?。
焼肉屋の改装で店舗が木端微塵になったシーンと骨組みしか残らなかった事故を覚えているだろうか。あの衝撃に耐えられるか分からないが、近くで爆発が起こる際に取る行動がある。「目と耳を塞いで口を開けろ!」これ聞いたことがない?。あと、できれば早々に店員に言って退店するのがよろしかろう。その前にだ。大声で「ガス臭い!みんな火を消して!」は先かもね。
列車内で爆弾を見つけたら?。
設置方法に寄るし、何両目に仕掛けられているかにも寄る。その車両からは退避。隣の隣の車両に移るのが最善。列車は揺れるものだから、振動では爆発しないだろう。持ち上げた時にスイッチが入るものだとしたら持ち上げるのも危険。何かに線を通して箱に戻っている場合は切るのも危険。置いているだけなら窓を蹴破って車外に放り出す手もある。
その前に非常停止ボタンを押して、列車を停め、列車から下りるのが先決だろう。こういうのは出しゃばらずにプロに任せたほうが良い。車掌に知らせる。列車を停める。列車から退避。で、トンネル内だったら?。爆風の逃げ道が無いトンネル内では爆風は離れても遠くまで届く。そういう場合は保守用の通路へのドアを探して退避する。トンネル火災でもそうだ。
毒ガスを撒かれたら?。
これは大都市など多くの人を殺傷する目的があるだろうから田舎ではまず起こらないが、田舎にはショッピングモールが多いので、モール内で起きたらと置き換えられる。野外であればガスは風下に流れるので風上に逃げる。オラはスモーカーなのでタバコをふかせば風向きは分かる。周囲の人に知らせるなら風上の高い場所から大声で逃げる方法を指示すれば良い。地下街やモール内で充満しそうな状況下なら所持していると便利なものがある。ゴミ袋だ。薄くて大きいので、すぐに袋を開いて空気を入れ、それで呼吸すれば良い。漬物用の透明な大きな袋の場合は、頭から被ってクビの所で結べば呼吸も視界も確保できるぞ。
いちばん大事なのは、その場から遠くに離れること。風向きを知ること。呼吸を確保すること。目を守ること。
ガスを拡散させない。または拡散を遅くする方法もあるが、近づくのは危険だ。即死系の神経ガスかどうか分からないのだから。
他にも強制イベントは色々とある。
でも、それは自分の生活や趣味で、人に依って行くところ。使う交通手段も違うだろうから、各自で考えてくれ。
話が逸れたが、
奇異な行動。奇行に走るには2つある。悪意の有無だ。
オラには基本的に悪行を行なうという要素は無いので、奇行に走ってると見せかけて、実は有用な行動であることが多い。だから、色んなことをやっていると、その行動を効率的に行おうとするし、常にリスクは自分の行動以外でも降りかかるものという想定があって回避も考える。
もしも、◯◯が起きたら。
これを普段から考えているか、ニュースで事故や事件が起きても自分とは無関係と聞き流すか、自分に起きたらどうするかと考えてみるかによって、咄嗟に決めておいた手段を実行できるか。発生してから考えて成すすべなく巻き込まれるか。
オラは単独行動が主体なので自分だけならそそくさと勝手に行動を採れる。でも、守るべき人が一緒に場合は、それも考えておこう。事件と事故は突然起こる。自然災害は前触れがあって対処する時間がある。楽観視してて自分は関係ないなんてこの世には無いのだから。
それが他人から見て奇異な行動に見られても、最善を探すという考え方が普段からあれば、考える力はどんどん多彩になるってことで締める。大事なのは常に何かを考えること。
あっははー!ナニあれ?ワケわかんねー!(ゲラゲラ)
って人はさっさと巻き込まれてください。思考を止めた人間は淘汰されますよ。
備えあれば憂い無し。
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