2023年4月13日木曜日

エブリィ4AT/5BD-DA17Vの分かったこと

サンバーより視界が広い

サンバーではガラス上部に不要な黒い水玉のマスクが付いており、視界上方を見えにくくしていた。信号機が近い交差点では、オーバーリアクションで前のめりになって信号を確認していたが、エブリィでは少し前屈みになれば見え、左右の視野角も通常で結構広い。特に右の視界は広い。

オーバードライブOFF

4ATの1~3まで使用し、オーバートップギアの4を故意に使用しないモード。気持ちだけ坂道での加速性が良くなる。要するにギア3の1:1を上限に、ギア4の1:0.69を封印する為のスイッチ。ATシフトレバーの右側面中間に付いている。エンジンOFFごとにリセットされ、O/D OFFの表示中はエコモードも機能しないようだ。これで少しは登坂が楽になるだろうと思う。

マンガとかではオーバードライブっていうと必殺技や力強いイメージがあるが、車で言うオーバードライブはエンジンが1回転するときにタイヤが1回転以上回ることでトルクはないが、同じ回転数よりスピードを出したり弱い力で推進させることで燃料を節約できるものを言う。エンジンがハイパワーであればオーバードライブでも十分に加速できるが、軽じゃ燃費を稼ぐために使用するギヤのこと。

サンバーではMTの5速でさえ最大で1:1だったが、エブリィ4ATの4速では1:0.69のため、3割ほどタイヤを多く回せる。逆に言えば3割少ない回転数で同じ速度が出せる。オラが今回やむを得ずATを選んだのはこのオーバードライブによる燃費向上。あと、ATしかエンジンスターターが付けられないこと。

ドア下部ドリンクポケットが降りる時に当たる

いちいち降りる時に右の脹脛に当たる。これ、結構イラッとするね。ドアは2段階で開くので、全開にすれば当たらないのだが、最近は春の突風でドアが持っていかれる事もあるので気をつけたい。

後部ドアの開閉が非常に軽い

サンバーは滅茶苦茶ドアが重いのだが、半分以下の力で開閉できる。しかもサンバーは古くなると結構な力を入れないと、半ドアになってしまうのだが、エブリィはそこそこ軽い力でもドアが閉まる。

車体は軽いがeco仕様で重く感じる

5MTの高回転4気筒エンジンと較べてもしょうがないのだが、1t超えのサンバーDlias/5MT/4WDと較べてエブリィ5BD-DA17V(4AT/4WD)は890kgと100kg以上軽い。つまり大人二人分くらい軽いので燃費が良くなって当たり前なのだが、最近の車は故意に燃費向上のための加速性をプログラムで禁じているので出だしがもっさり。坂の手前の加速ポイントは結構手前から。

屋根が広くスクエアのうえ、壁が薄いので容積がかなり大きいと感じるも、座席からハッチバックまでの距離が10cmも短いと寝る時にどうなるか試してないのでちょっと不安。ただ、座席は20cmもスライドするので寝泊まりするときは助手席側は使わないので全く問題はないと思う。

収納スペースに無駄が多い

ポケットは多いので前席は充実しているが、ポケット自体が小さいし、ダッシュボードはサンバーより狭いので物は入らない。メーター付近各所にあるポケットは浅く、車がバウンドしたら全部落ちそう。

ただ、ドアポケットなどはサンバーに比べて掃除はしやすい。前のは掃除が大変で手すら入らない狭さで収納としても失格だったが、上下二段になったことで上はドアハンドル代わりだが、タバコを入れられる。下段はタバコのカートンと1Lのペットボトルがすっぽり入る。

前席の足元にある乗降ステップは実際には使用しないけど、ウォッシャー液や2Lペットボトルの仮置きには使用できる。タイヤハウスの分だけ足元がめちゃ狭いエブリィだが、考えように依っては置き場には困らないかも。

後席のステップと、座席収納時の隙間や後席真下の空間

後席ステップが広すぎるので靴置き場としては使える。後席ステップの後方中央にはシートベルトが生えているので、これは内か外のどちらかに寄せて欲しかったな。なぜこんな馬鹿なことをしたのだ?。仕方がないので一番邪魔になってるジャンプスターター置き場にした。

座席収納時に、床付近に細い隙間ができる。ここにはクマ・暴漢対策グッズ、傘、誘導棒などを差し込んでおける。濡れた傘をそのまま突っ込むのはしたくないので、プラダンでも整形して粘着マットで固定してしまおう。釣りをする人ならここに長ものを突っ込めるのではないか?。

座席下の空間へのアクセスは左右に蓋が付いている。左はジャッキの指定席だが、アウトドアグッズくらいは突っ込めるだろう。向こう側までスカスカなので口が狭いだけ置けるものが限定されてしまう。右はなにもない。ただ、入口に突起物があり、このためにジャンプスタータのバックを入れることが出来なかった。残念。いずれにしてもここは隠しておきたいものを入れるには使えそうだ。例えば普段全く使わないけど、車検の時に使用するものとかね。無論、何か汚れや濡れ防止のビニルバックに入れて。

相変わらずルームミラーがアジャストできず位置が低い

オラの身長だとバックミラーの高さは目線と同じ高さになるので、水平方向左の視野はバックミラーのせいで狭くなる。これはどうにもできない。デイーラーにアジャストできるドアミラー無いの?と聞いたら無いと即答された。

SUZUKIさんよー・・・これ改善してよ。エブリィにチビしか乗らない訳ないでしょ。図体がデカい人も乗るんだから何とかしてよ。椅子だけは無駄に30cmもスライドするのに、ミラーが低すぎて邪魔くさいよ。それにバックミラーって走行中と信号待ちくらいしか見ないでしょ。後退するときは目視するんだから、やはりバックミラーが前進走行中に視界を遮っては本末転倒。これは購入時に柄の長さを2種類くらい用意するか、アジャスト可能なものにしてほしい。外して違う付け方してみようかな。もしくは純正を取り付けて改造したものを取り付けるか。

っていうか、これって社外品あるのかね?。検索しても出て来ないし。これ、出たら背が大きい人には売れると思う。

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