2023年4月3日月曜日

ちょっと思うんだけど、ATが主力ならMTと値段が逆転しても良くね?

車のミッションだが5MTは安い。4ATが高い。機構の複雑さとか部品点数の問題とか色々とあるだろうけど、現実としてMTは安い。ATは高い。

でも、世の中は需要が有って出荷量が多くなる方が安くなるのが普通。逆に一部の人しか乗らない方が採算が合わずに高くなるということが一般的。現実には大半の人が4ATに乗っていて、5MT乗りは少ない。であれば、4ATが5MTより安くても良いじゃないかってこと。

流石に雪国でFRの2WDなんぞ怖くて乗れたものじゃないので、雪国では基本的に4WDが安心。むしろ、FFとかFRだけで雪国を乗り切ろうとか思ってるとその辺の買い物とかにしか乗れない。青森は経済圏の境目に山があるのでアップダウンの高低差で2WDは弱い。

だから4ATに乗るなら4WDも必須で、今回のエブリィはその組み合わせになった。自動的に車両の購入価格はそのグレードの中では一番高いものになってしまった。


今回は人生初となるAT車の購入。これまで頑なに5MT/4WDが至高ということで6台も乗り継いできた。でも、7台目はATに決めた。何故ならMTは燃費がATより良いというのは昔の話で、乗り方に寄ってはATの方が燃費が良いから。

カタログを見ても燃費の公表値はATの方が悪くて、MTの方が燃費が良いという表示になっているのが普通。しかし、オラが代車で乗ってきたATはどれもオラの5MTよりも倍近く燃費が良いという疑問がある。古臭いワゴンRですら、オラが乗ればリッター30近く走るのだ。

車種が違うので単純には比較できないのだが、実際に倍ほどATの方が良いのは事実。それが今回のMTやめてATにしたってことにも繋がる。しかもATだと念願のエンジンスターターを装備できるので、外に出なくても暖気ができ、冬が楽ってことが言える。

燃費に関して言えるのは、オラの運転の仕方も関係あると思う。ATの変速は自動。しかも結構な回転数(オラの聴力ではエンジンの回転数が大凡分かる)になってから上のギアに上がるのだが、オラの運転感覚は基本的にMTなので、回転が上がり切る前にアクセルを戻してギアを上げ、徐々にアクセルを踏む。これだと余計に回転させなくとも低回転で上のギアに上がるので、AT特有の空ぶかしに近い状態を起こさせずにギアを上げられる。もしかして燃費の実測ってこういったことをせずに、全て機械任せに変速タイミングを任せた場合の話なのだろうか。だとしたら、確かに無駄が多く燃費はMTより悪くなる。

次に高速道路での話。オラは今のサンバーを買う時に、エンブレで燃料は消費しないというディーラーの話を聞いたのだが、実際は違うようだ。メーターはエンブレ掛けただけ高回転に成り燃料もガンガン減ってる。でも、いまのATはエンブレで燃料をカットすることが普通なので、高速道路などの長い下り坂で緩いエンブレかけても燃料の消費もせず、平坦な道路を低回転のまま高速ギアでダラーっと走行できる。推そらく一般道ではもっと燃費が良くなる。

5MTでは55km/h以上は5速で走っても1:1のまま。スピードを上げるほどに燃料の無駄になるも、ATではエンジンへの負荷状態で無駄な高回転を抑えるギアチェンジを故意におこせるため、長距離を走るオラにとってはマッタリ運転がより強く出ることになり、あくまでも燃費優先の走り方になる。要するにギヤ比に合ったアクセルの踏み方をすれば、MTより燃費を上げられるってこと。八甲田周辺の山間部では逆に低速ギア寄りになるので燃費は悪化すると思うが、MT程だろうと思う。

比較したのは通勤1週間。サンバーなら1メモリ減るが、代車だと半メモリだけで済む。サンバーの方が燃料タンクが大きいので、実際にはミラやワゴンRはもっと燃費が良い事になる。今度のエブリィは37L タンクなので、多分、新潟の糸魚川までは無給油走行は余裕かもしれない。

あとは実際に乗ってみてからのレビューになると思うが、来週の日曜日に乗り換えてから、キャンパーとして色々と買い足すものも増えると思うので、追々ここに書こうかと。

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