2023年9月7日木曜日

札幌・円山動物園のホッキョクグマのデナリが9月5日に29歳で亡くなる

 8頭の「お父さん」円山動物園のホッキョクグマ「デナリ」死ぬ 子だくさん…国内飼育の"4分の1"の父親

ホッキョクグマの平均寿命が25歳って、この巨体で短命なんだね。他のクマも概ね25~35年くらいで死亡するようだ。

人間がどれほど特殊な生き物なのか思い知るね。ただ、オウムや大型のインコって人間並みに寿命が長いし、カラスは寿命がよく分からないときたもんだ。

スズメは3~4年。飼育下では10年位は生きるらしい。ま、哺乳類と鳥類って種が違いすぎるので比較にならないんだけどね。頭の良い動物ほど長生きかと言えばそうでもない。やはり心臓の鼓動(心拍数)なのかね。

人間とて普段から少し動くだけでネコの心臓みたいだと早死にしそうだ。そう考えると今見てるアニメの「できる猫は今日も憂鬱」の諭吉ちゃんは人間よりも巨体だし、運動量は少ないだろうけど家事全般はこなしているんでそれなりに運動量はある。知能は非常に高く推そらく人間並み。アレがデブなのかは解らないが、ネコの心臓の大きさのままで巨体なのであれば長生きできないだろうな。福澤幸来はいつまで諭吉ちゃんに甘えられるのだろうか?。

ただ、人間の心臓も一概に鼓動の回数で寿命が決まるわけじゃないし。だってランナーが健康のために走ってるなら寿命はランナーが短く、あまり運動しない人間が長くなることはないでしょ。やはり心臓が脂肪で黄色くなってる人は血管が詰まる心配のほうがあるわけだし。良いもの食ってる動物ほどデブって早死にするかも知れない。


動物園の動物って飢餓で死ぬことはないだろうけど運動が足りないから不健康になるよね。

ある意味では狭い環境下に置くってのは動物虐待と言えるかも知れない。狭い檻の中に居て命を永らえるか、それとも自然環境下で餓死や怪我による死亡が幸せなのか。それは本人にしか分からん。長く人間と関わってきた動物が人間をどう見ているのか。何を考えているのか。飼育員さんは動物とどの程度の会話ができているのだろうか。そして、人間とのコミュニケーション実験は常に行なっているのだろうか。

だってさ、動物だって言いたいことはあるわけでしょ。野生の鳥さんと付き合ってかれこれ十数年経ってるけど、彼らは言いたいことは言ってくるし、察しろとジェスチャーもする。具合が悪いときは具合が悪いという状況を見せつける。安心して眠れるようにそこに居ろと言われたこともある。信じられないかも知れないが、過去に最も知能の高かったスズメは、最後は病気(怪我による化膿で死亡)したが、姿が見えなくなる前日にはベンチに座るオラの足元で背中に首を突っ込んで寝てたんだよね。

脚が背中に向いちゃったスズメもオラの足元が最も安全だと間に挟まるようにエサ食ってたし。動物との信頼関係ってのは言葉も大事だが、気持ちを察することだ。向こうは可能な限り人間が解り易いように努力しているからね。鈍感な人間は飼育員には向かないだろう。

平内の浅所海岸では喉に針が刺さって口と首に釣り糸が絡まったオナガガモのメスはオラの前に来て何とかしてくれと寄ってきた。取ってやろうと交渉したが、外そうとすると逃げられたけどね。もうちょっと頭が良い個体なら違ったかも。無理やり捕まえれば良かったかな。今度から先が丸いハサミでも持ち歩こう。

生き物同士のコミュニケーションってのは人間同士でも同じでしょ?。大抵は「こいつなら話が通じそうだ」って印象で近寄ってくるし、「コッチ来るな」って感じのオーラ出しまくってるヤツには誰も近づかないだろう?。

怒ってれば近寄らないし、ノーリアクションなら「お構いなく」で、興味があれば話しかけてくる。知能があればそんなもんだ。

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