2023年12月7日木曜日

特別監査を受けてるだろう盛運輸は廃業になるのか。

 どうにも今日辺りからニュースは急に収束している模様。2525タクシーのバスに八洲陸運のトラックが追突した死亡事故も特別監査。多分、盛運輸は死亡事故を起こしているから重大な案件として特別監査を受けていると見える。

これだけの事件なのに話題性としては一瞬だったようだ。盛運輸にとっては企業イメージというものがあるだろうから話題から逸れることはプラスだろうけどね。ここまで名前が知れてしまったら荷主に強く出られないだろうと思う。

理由としては、客離れを防ぐために値上げ交渉ができない。そして値上げ交渉をすれば他の運送会社を使うぞという脅しを客から受ける。逆にこれまで通り使って欲しければ運賃下げろとまで言われるかもね。

タイヤ脱落で死亡者が出たとか、スペアタイヤの脱落で事故とか過去に色々とあっても、数年で忘れされれてまた起きる。それが無いための運行前点検だけど、毎日やる必用がないと思ってる中小企業は普通にあると思うし、白ナンバー車両には義務がないので、多分、緑ナンバー以外での事故は防止できない。

同じ規模のトラックには同じ殺傷能力があるにも関わらず、業態が自家用か営業用かで点検の義務に有無があるというのもおかしいのだ。

盛運輸が仮に潰れても新日本物流があるのでそちらに移管すれば済む。そして新日本物流が軌道に乗ったら、また別会社を作って予備にするということを繰り返すのだろうと思うけどね。ドライバーになりたがる人間が少ないから、品質は望めなくても雇うに必死な業界だから、2024年問題では本当に荷物を運べない会社が出てくる。

あまりにも緑ナンバーにはやることが多く義務付けられているので、その時間を運転に回せられれば1件でも多くの荷物を運べる。だから事故が起きるような事態になっている。

法が求めるのは適正な労働時間の管理ではあるが、実際にはやることが多すぎて拘束時間を減らされているので、推そらくは盛運輸だけの話ではなく、某宅配最大手でも色々とドライヴァーのマナーが最悪なので盛運輸と大差ないだろうと思ってる。

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