2024年1月19日金曜日

地震にまつわる教訓っていつも活かされてないじゃん。何を今更。

【能登半島地震】「教訓生かされていない」 八戸赤十字病院ら活動報告

阪神大震災、奥尻島津波、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震。

それよりも前にあった関東大震災の教訓や、これらの大地震発生直後の対応については自然に蹂躙されるがままが定番でしょ。

停電を伴う直接の当事者になった大災害ってのは平成3年台風第19号「りんご台風」と、東日本大震災だけ。どっちも停電だけで前者は道路に電柱が倒れ電線が切れ停電が3日続いた。後者は真冬の青森で降り続ける雪で暖房が使えないって感じ。食い物なんて別にどうとでもなるくらいの備蓄はいつもある。

被災した時に真っ先に必用なものってのは、いつも何気なく頻繁に買っているものだよ。

それが買えなくなるから困るんでしょ?。何時も買ってるものが何時もあるとは限らない。それが大災害には無くて当たり前。使えなくて当たり前。個々人が全部行政が何とかしてくれると気にしていない世帯が困るだけであって、準備している世帯は少しの不便を強いられるだけ。

あと、住んでる周りの地形を見ろって話は前にも何度か日記で書いている。見慣れた風景に疑問を持てってことで。少し調べれば脳味噌があるんだからどんな事が起きるか個人レベルで想像できるでしょ。行政が1軒ずつ回って、個別に住民の被災予測を出すことはない。せいぜいハザードマップで大まかなエリアで辺り一帯って尺度での被害を予測することくらいだ。

災害に巻き込まれたり、生活に支障が出るほどの被災住民が、急遽必用なものを常に備蓄しているだけで行政が初動ですべきことがだいぶ減るとは思わないかい?。

地震で倒壊の恐れがある家なら、家の居間や寝室あたりに鉄骨で柱や梁を補強するだけでも、生存スペースを確保できないかい?。家全体がぺしゃんこになるけど、挟まれて命が徐々に失われるより、絶対に潰れない空間を1坪か2坪ていど数十万円ほどかけて確保するだけでも救助の時間の壁「72時間」を超えられると思わないのかい?。

家全体を直す金が無くても、命が助かる空間だけでも確保できれば良いんだ。緊急の要救助者の数を減らせるだけでもレスキューは1軒の作業に多くの人を回せる。押し入れのようなスペースでも十分でしょ。身体を挟まれると即死したり圧迫されて危険だけど、外圧が無いだけでも生存確率は上がる。

あとは津波影響範囲には電力会社やNTTと協力して海抜表示をして貰うとかね。やれることなんて幾らでもある。むしろ何でやらないの?と思う。要するに勉強ができる馬鹿は思いつかないってだけだろうけど。勉強ができない賢人を採用しとけば色んな意見は出たと思うよ。

ま、長や議員ってのは学歴や知能指数、賢さを必ずしも要求されないでしょうからね。人気取りの椅子取りゲームとしか思ってない。お山の大将をやりたい権力の亡者ばかりを選ぶ住人は、自分の首を締めるのだろうと思う。

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