メーカーによって機能名の呼び方ぐらい統一すれば良いのにね。要するにトラクションコントロール(SUZUKIでは横滑り防止装置(ESP))のこと。
コレがないとタイヤが空転したら当然スリップするのだが、空転を電子制御で抑えるため、機能している時は挙動が安定し真っ直ぐに走れるって感じ。
2WDモデルにこの機能があるのか知らないし、特別豪雪地帯をスタック覚悟で藤原とうふ店のように2WDのFR車を運転する愚か者は居ないとは思うけど、エブリイの4WDモデルにはこの機能が搭載されているし、スイッチはあるのでいつでもOFFにできる。(PAリミテッドの場合)
オラがエンジン始動後に切っているのはアイドリングストップのみ。他の機能で自発的に操作するのはパートタイム4WDのみ。ギヤに関してはエンブレで多用している。
雪国でFR車なら4WDは常にONというのは普通であるが、ダイハツ車のCVTは基本的に必要に応じて4WDがONなり、不要な時は燃費が良いFRで走行する。これが良いのか悪いのかは知らないけど、あまり機械任せってのが好きではないオラとしては全ての安全装置は不要だと思ってる。
ところがだ。
これが燃費に大きく関わるとすれば話が違う。雪が積もり出してから色々と状況を確認しているのだが、基本的に4WDがONの時(積雪がある時)は抵抗が強いとか駆動系の負荷もあってかオーバードライブ(トップギアの4速:20km/L~)にほぼ入らない。せいぜい良くて3速の12~18km/Lという状況だ。場合に依っては8km/Lまで落ちることがある。
これだと良くて3速(1.000)で走ることになり、燃費が急激に悪化する。なにせガソリンが高いので。後ろに車が居れば適当な場所で抜かせているし、1人でチンタラ走ってる時はecoドライブランプが点灯するように運転している。
正月の連休後半から、山間部を除いて特に意識して4WDを切った状態で雪道を走行し、どのくらいの走行性能があるのかというテストを行なっている。
長い登り坂でのカーブでは流石に危険なので4WDはONに。下り坂はFRでのエンジンブレーキが逆に効果的に走れる。むしろ、下り坂でのトラクションコントロール無しの車では4WDで下るのは危ない。最近の車は軽ですら非常に優秀だと思う。
市街地では橋や踏切が道路より盛り上がってる青森市。ここでは停止状態からの再発進は多少厳しい面もあるが、シャーベット状では横滑り防止装置(ESP)が効果的に機能してくれる。このままどんどん4WDに頼らない運転を繰り返して居たら、運転の感覚を掴めれば横滑り防止装置(ESP)が付いているSUZUKI車ならFR車でも安定してかなり普通に走れることが分かった。
ただ、運転者自身がGを体感で感じ取れたり車の挙動を熟知していないと機械は所詮機械であり、想定を上回る速度で走るのはかなり危険。運転者が雪道の走行に関して熟練者であればエブリイに限っては4WDをOFFにしてもかなり安定した走行が可能ってことは言える。
とにかく長距離を低燃費で走行したい。
スピードが乗ってしまえばAT車はすぐにギヤダウンするので、発進時はecoドライブを気にせずにある程度の加速をしてしまったほうが早く上のギヤに入る。MT/4WD車を30年以上6台乗り継いできたオラ的には自分で最適なギヤ比をセルフで行なってきたので、今回はじめてAT車に乗った感覚としては、発進時からずーっとecoドライブを意識するよりも、さっさと巡航速度に達して一度アクセルを戻したほうが上のギヤに勝手に入るので、交差点の発進時や坂道の手前では安全を優先させた上でecoドライブは無視してしまえという感じ。
特に坂道でecoドライブのまま突入するとどんどん減速して5km/Lとか、かえって燃費計が下がっていく。でも、事前に加速することで速くecoランプが点灯する。ecoを意識しすぎると後続車にも燃費にも悪いってことだ。
オーバードライブのあるAT車で高速道路を走る場合。
高速道路では山間部の上りが凄く燃費が悪いので、坂道の手前で80キロを超える必要がある。3速でぶん回してもスピードが乗ってしまえば80キロ付近で軽くアクセルを戻すと減速は緩やかなままでOverDriveが入る。可能なら坂に入る前に100キロくらい出しとけって感じ。
下りはアクセルから足を放していると徐々に燃費計が上がって、最終的には50km/Lという表示になる。100キロ超えたら随時OverDrive/Offでエンジンブレーキを掛ける。多分、この状態が燃料カットの状態なのかな?。それともエンジンブレーキを掛けた瞬間に燃料カットされるのだろうか?。
オラは下りでスピードが出過ぎるとシフトレバー横のOverDrive/OffをONにして減速をかけている。急な下り坂の一般道では強制的に2速まで落とす。高速走行中はほぼアクセルを離すか、OD/Offかシフトダウンを使い、ブレーキはほぼ使わない。下りでパカパカブレーキを踏んでいる人はエンジンブレーキも知らない運転超ド下手糞だと自らアピールしているので近づかない。ブレーキが焼き付いても知らんって感じ。
下手くそAT乗りの後ろを走る場合、ブレーキの頻度で運転の善し悪しがわかるってのは便利だよね。距離を取らないと危ないし。
冬の下り坂はブレーキペダルよりもシフトレバー操作でFR(2WD)の方が真っ直ぐ減速できる。アイスバーンやブラックアイスバーン以外はほぼFRのみ。下りで4WDのままアクセルを踏むのは怖いんだよね。後輪に摩擦を掛けたほうが滑らないってことを知らない人も居るだろうけど、何もない所で事故ってる人は多分「何かよく分かっていない人」なんだろうと思う。
イキガッて飛ばして自爆って最高に格好悪い。そういう意味で煽ってくるアホはさっさと追い越しさせる。過去に、深浦の大イチョウの前の下りで煽ってきたトヨタのプロボックスが3キロ先で自爆してたのを見て爆笑した。歩道も乗り越えてガードパイプを破壊していたが、ルームミラーを見てたら脱出してそのまま逃げたのまでは確認済み。今思えば撮って通報しておけば良かったな。
ノンターボの軽自動車だとパワーは無いからecoドライブを維持するにはパワーが無い前提のアクセルワークが必用。下手にecoドライブを意識しすぎるとかえって後ろの車に迷惑をかけるし、遅くなった分だけ途中で加速が必要になるので事前の加速は必用。遅くなる分を打ち消すために徐々にアクセルを踏んで減速しないように気を払う必要がある。
結局のところバランスが大事。
だらーっと何も考えないで走っていると後続車がイライラする→無理な追い越しを掛けてくる→わざと急に割り込まれるなどの嫌がらせを受ける→避けようとして事故る。
これを回避するためには、自分の車の特性を知った上で、流れを阻害せず、同時に必要に応じて事前の減速と、適正なギアで部分的にエンジンブレーキやアクセルを踏むなどしてメリハリのある運転をしたほうが安全と低燃費を両立できるのかな?とか思ってみたり。
結局のところ、軽だから遅いとか、スポーツカーだから速いとかは雪道じゃ逆になるんだよね。軽い軽自動車の方が普通乗用車に比べて慣性が小さく。普通車より速い速度で曲がれる。下手にパワーが無い分だけ無理やりぶん回せないので、空転は少ない。やろうと思えば、軽でギリギリ曲がれる速度で凍結路面を走ってカーブを抜ければ、後ろのスポーツカーは重い分だけ曲がれずに自爆することもある。
青森空港の有料道路手前で冬に事故が多いのは、軽自動車よりも普通車の方が多い。しかも旧のS字を登ってきた合流地点の対向車線(料金所→青森市街方向/直線区間)で路肩に突っ込んでる。オラからすると全く理解できない場所での自爆が多い。
速く走れることが運転が上手いってんならサーキットでやればいい。公道でやるから事故が起きる。速そうな車が自爆(単独事故)していたらメシウマって思う人は多いだろうね。しかも自分を煽ってた車が無理な追い越しを仕掛けた先で事故るのは非常に美味しい。ご飯をお替りし過ぎて血糖値が上がっちまう。
巻き込まれた人は悲惨だけどね。防衛運転もできて初めて運転が上手いと言える。
あくまでもオラがエブリイの4WDモデルで冬に走ってみて「こりゃ冬でも2WDで結構イケるじゃんよ」と思った感想であって、真似しろとは言わない。最近の軽バンって侮りがたいなとは思ったね。前に乗ってた最終型のサンバーが軽バン最強だと思ったら、基本FRのエブリイがその上を行ってて笑うしか無いと実感した。少なくともサンバーからの買い替えを考えているならエブリイはハズレではないと太鼓判を押そう。
0 件のコメント:
コメントを投稿