2007年10月3日水曜日

クリプトン| VOCALOID2 初音ミク

 mixiのコミュニティー検索で知ったのだが、調べていくとYAMAHAというキーワードが出てきた・・・

Σ(゚(Д)゚ )YAMAHA が萌え路線に走ったのか!?

( ´(Д)`)=3 どうやら違った

 いや、でも、YAMAHAは既にこの原型を数年前にリリースしているのだ。だからYAMAHAが開発したと言うのは当然の結果とも言えるし、それに目をつけたクリプトンも上手い。
 最近、この VOCALOIDを知り、YAMAHAのDTM音源いついて知らない人のためにマメ知識をば・・・

 YAMAHAは世界有数のDTM「デスクトップミュージック」音源/MIDI「世界共通な電子楽器の通信・接続・同期方式の規格」音源のメーカーである。
 このVOCALOIDは調べなくても分かるように「VOCAL(声)」と「ANDROID(アンドロイド)」の造語である。機械音声というべきか。いや、正確には機械音声ではないのだが、発声システムと言ったほうが良いだろう。

 このVOCALOIDだが、YAMAHAのフォルマント・シンキング音源「PLG100-SG」の技術と発想が同じである。音声に音階をつけて歌わせるもので、ソフトウェアシンセサイザー S-YXG100にも搭載されていた。

 このシステムの発展版が YAMAHA の Vocaloid である。YAMAHAがシステムを開発し、そのシステムを販売する。プログラムを買った会社は、Vocaloid を使用し、音源としての声に声優の音声を使用し、パッケージ販売する。それが 『初音ミク』(CV:藤田 咲) である。

 購入したユーザーは、ピアノロールのような楽譜に発声させたい声を音階ごとにローマ字で入力し、エフェクト(ビブラートなどの揺らぎや、強さ長さなど)を指定する。
 かなりのテクを要するようだが、声優さんの声で上手く作れば好きなセリフを言わせたり、歌を歌わせることができるということだ。

 ちなみに、日本で歌うパソコンを一番最初に発売したのは NEC の PC-6601 mkⅡSR「歌うパソコン」(広告には武田鉄矢を起用)である。この当時のものは音声合成という表現で、細かい表現ができないので昔風のロボットが喋っているような風に聴こえる。

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