http://www.ascii.co.jp/top/release/pdfs/080908.pdf
やっぱり、ユーザーが開発に関われるだけあって、「これは違うんじゃないの?」という変な方向性を持たないFirefoxは支持率も高いですね。
きっちりと、NightryBuild、Alpha、Beta、RC、正式版と手順を踏む徹底した品質テスト。
それに参加する膨大な協力者。
地域化(ローカライズ)に於いても、機能や説明に至るまで利用者が誤訳に関して議論できる点。
基本機能は必要なものを揃えていて、どうしても必要なものを最初から入れてある。
人によっては全く不必要なものはブラウザ本体のメンテナンスを良くするために同梱しない。
※マウスジェスチャなどのブラウジング機能や、OSによって関係ないIE Tabなど。
セキュリティ-アップデートが非常に早い。
この調査の中でも問題になっているのは、
Firefox の不満点は、「正しく表示できないサイトがある」が37%
という部分で、インターネット初心者が少なくとも37%居ると思われる。
「正しく表示されない」のではなく、そのサイトが正しく動作するようなWeb標準に適合していないのである。
つまり、Internet Explorer専用に書かれたウェブサイトであり、これはFirefoxだけではなく、Macユーザーも同様に利用を拒否されているダメなウェブサイトである。
Macユーザーがこの点に触れていないのは、サイト側の問題であると認識しているからではないだろうか?。
Windowsにしか存在していないInternet Explorerに閲覧やサービスの利用を強要するサイトの存在こそが、Internet Explorerへの依存性を高めている。
第一次ブラウザ戦争であらゆる汚い手を使って勝ったマイクロソフトの弊害はこのようなダメなサイトが在り続ける限り、パソコンをWindowsに限定してしまうような不当競争の元を作るのである。
反面、Firefoxはほぼ全てのOS上に用意されているので、Firefoxが動作する全てのパソコンで全てのユーザーが同じ恩恵を受ける事ができる世界最強のブラウザなのである。
最も有名で、最も成功しているオープンソース技術ではないだろうか。
更に、オープンソースという言葉をこれほど世に普及させたソフトウェアは他にあるだろうか?
一般的には、誰しもが恩恵を受けられるオープンソースはFirefoxが一番で、OpenOffice.orgが2位。
誰しもが使おうと思えば手に入れられて、ちょっと苦労するけど便利な1CD_Linuxが3位じゃないかな?
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