カラスは疑り深いが、それでもオラが出すものは食べられるものと知っているので焼き芋でも何でもすぐに持ち去る。
毎朝来るスズメにも ①「いつものサンドイッチの端っこを圧縮した白パン」 の他に ②「シュークリームの皮」 とか ③「ホットケーキの耳」 なんかを一緒に放り投げると、真っ先に①じゃないものを持って行くヤツが居る。
昨日はシュークリームの皮を真っ先にゲットしていったホバリングチュンが、今日は真っ先に①に眼もくれず③を持って行った。③は「モチモチホットケーキ」でホットケーキにメープルとマーガリンが挟まっているのだが、皮自体も米粉が入っているんだかでなんか甘くてモッチリしている。
今日はちょっと外に用があって書類を回収して駐車場に戻ったら、すぐにホバリングチュンが視界の端っこからドア下に移動するのを確認。オラの視界は横方向。左右に200度以上あるので、動く物体は直ぐに何であるか識別できるのだ。
こっちは気付かない振りをしているとすぐに垂直に飛び上がって「コッチ見ろチュン!、来たんだから何かクイモン出せチュン!」と自己主張を始める。
いつも何か食えるものがあると踏んで来るので、それが何時であっても何処であってもヤツの行動範囲の中では直ぐにオラは捕捉されてしまうのだ。
まぁ、小さいしこの寒さじゃ食わないと死んじゃうんだから背に腹は代えられないだろうし、食べ物をくれてしかも絶対に襲ってこないという確信があるのだからああいう態度なのだけれど、旨いモノを食ってる顔を見ると和むのだ。「やぁ、ニンゲン、これウマイよ!、これ、マジウマイよ!」って顔で食ってはイチイチこっちの顔を見て言うのだ。いや、顔に書いているというのが正しいのか。
まぁ、あのちっこい生き物が「これでもか!、コレでも気付かないのか!」と視界に割り込んできて、目が合うとジロジロとコッチ見ている姿が何とも可愛いのでついついってのが理由ではあるが、あのサイズでしっかりとした個性があって確たる意思を持って交渉してくるってことが一番の面白さかと。
オラにとっては毎日数分x1~2回のことではあるが、スズメにしてみれば腹いっぱいになるまで何度もオカワリするほどの時間。きっと長い時間のはずだ。チュン生が5年だとすれば数分は1時間以上なのかも。スナック菓子など味の濃いものは避けて食わしているけどナチュラル系の甘いものなら問題なかろう。喉が詰まれば雪とか水溜りの水で流し込んでいるようだし、毎日、毎食がニンゲンのメシじゃないんだし、見ていない所じゃ色んなものを食っているんだから・・・ゲロ食ってるのを見たときにゃ流石にオラでも引いたけどなぁ・・・
そんなの食うなって! ヾ(`(Д)´)シ ほら、コレ食えよ! って普通はちゃんとしたモンを食わしたくなるだろう・・・
まぁ、元から不潔なハトがゲロ食ってるくらいじゃ驚かないし、何でも食うブトが何を食おうと今更驚かないけどね。
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