固くて磨けば光る石。
磨かなくても光ってるのもあるけど。
見ての通り、この状態では解りにくいかも知れない。濡らすと磨いたときの色に近くなる。乾いていると探し難いので、加工前と加工後の色合いを覚えているほうが探しやすい。
小石さんが発行した薄い本に津軽の錦石について詳しく書かれている。二冊目は表紙や風景写真にオラの写真が使われている。
錦石の錦は色んな色の糸で織り上げた絹織物という意味がある。
錦には高級なとか、宝物的な意味。功績等の意味も含まれていて、一つとして同じ物はない錦石は、ある意味で宝物。つまり宝石的な価値もある。実際にモース硬度7の錦石は準宝石でもある。このモース硬度7は石英の硬度で、そこら中にある砂の硬度だ。砂埃で傷が付きにくい硬さが宝石の最低ライン。でも、硬度7以下の宝石もあるんだよね。
昔は根付として津軽の特産品であった錦石。歴史も古く、江戸時代には津軽重要な輸出品でもあった。今でも錦石を展示した品評会的なイベントが青森県内ではあり、今で言うところのミネラルショーなのかな。
つまり、息が長い歴史ある趣味なのかも。カテゴリ的には年寄り趣味だが、近年は海外産の輝石や鉱物、鉱石も含め、綺麗なものなら何でもあり、女性も含め若者の関心も高い。
この錦石の採取に、全国から七里ヶ浜に来る人も居るようだ。
類友というか、津軽で石ころを拾ってると現地で会ったり、ネットに公表した写真に興味を持った人から連絡が来る。錦石に興味があったり、地質学的なもの、地盤の強度の研究のサンプル調査などで大学院からの質問もあるんだ。
舎利石や母石に関しては寺からの質問や提供依頼など、石ころ採集については類の幅が広い。
オラは専門家じゃ無いけど、石ころ拾いには実績があり、専門家が欲しい石ころや情報を足で稼いだ知識として持っている。
石ころ斎主のスキルは、他の多くのスキルによって補完され、より高いスキルを形成している。
錦石に関してはオラの趣味のほんの一部だけど、他の趣味を併用すれば相互に良い作用を齎してくれるぞ。
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